はじめに…今までの夢と生きざま  (ND-01)

僕は時々予知夢らしきものを見る。当たることもあれば外れることもある。個人的なことも有れば社会的なこともある。状況説明であったり未来のこともある。僕はこれらのことを色々推理・類推を働かせ総合的に判断していく。(あるいは良く間違える…)

多くの夢はすぐ忘れてしまうが、予知夢は明け方に見なかなか忘れない。そして今までの自分の人生の中で、ある程度重要な役割を果たしている。ある出来事の実体が分かったり、状況が把握できたり、事前に危険を回避したり、友人・知人の死を告げられたりする。あるいは死んだ父母や長兄が警告やアドバイスをしてくれる。だから今までの僕の人生にとって、その存在は必ずしも軽くはない。

今までそれらの夢が気になって、時々その夢を書き留めた。しかし僕の人生ももう後半の65歳、しかも糖尿病暦が永く、体調は必ずしも良くない。明日道端で行き倒れにならないとも限らない。僕は数十年前から自分の寿命は天命であり、だから毎日を精一杯に生きいつ死んでも悔いを残さないようやってきたつもりだ。(しかし凡愚なので煩悩の火は消えそうもない…)しかしもう65歳にもなり仕事も暇になり時間もできたので、この予知夢が一体どうなっていくのか、どこへ落着するのか、コツコツと経過を追っていきたいと考え、拙い日記をつけ始めることにした。  (2009年9月22日)