3%エスパーとは? (ND-02)

コリン・ウィルソンの本で、いわゆる超能力の可能性を持っている人は10%前後と言う説を読んだ。超能力とは言っても平たく言えば第6感のことで、危険予知能力であったり危機回避能力であったり、本来動物にも備わっている原始的能力が主である。さらに透視能力や念動力などの高度な超能力保持者はほんのわずかである。

僕自身は北海道の出身で、いわゆる霊能力の高いエリア内(北緯?度)の出身で、青森のイタコなどもこの範囲内である。また小さい頃から両親が信心深いせいか、多くの霊的体験をしている。真夜中に死んだ母の友人が裏口を開けて訪ねてきたり、(音はしたが戸は閉まっていた。30分後病院から友人の死を知らせてきた)次男の友人の青白き文学青年が人生をはかなんで、大量の睡眠薬を飲み自殺を図り(昔はこういう自殺が多かった…)明け方魂を飛ばし次兄と僕のところに来た。僕は強烈な金縛りに遭い、必死になって気合とともにそれを振りほどいた。その友人は数日後高校で次兄と僕のところを訪ねたことを白状した。彼は死にそびれたのだ。20代の頃には死んだ父が僕のデートを邪魔した。そのことは後で小樽の家に出入りしていたシャーマン(祈祷師)に教えられた。クソ〜ッ何て事を!

だから本当は霊能力はいい迷惑でありあまり好きではない。それと霊能力の強い人は怖い、恨まれると何をされるか分からない。しかし僕の霊能力はほんの微弱なものであり、この程度は%の問題として止むを得ないと思っている。色々な本を読むと予知夢のケースが多く、予知夢は最もポピュラーな超能力のひとつと言える。昨年もブラジルのジュセリーノが来日、彼はもっぱら予知夢で未来を予告し、しかも確立90%以上で当たる。今まで多くの災害・事故を予知し、それをその国に知らせ公文書としても保管している。彼の予知では地球は2035〜2045年位までに環境等の悪化により、破滅の危機を迎えると言う。

3%エスパーとは僕のことで、時々微弱な予知夢を見る程度。そんな人は世の中に山ほどいるので、へりくだってせいぜい3%位のパワーだと思っている。しかし僕も65歳になり、フリーのプランナーとしての仕事も減り、糖尿病でいつコケルか分からない。だから毎日の手遊びにこの日記を時々つけていこうと思った。僕のたどたどしい予知夢が一体どこに辿り着くのか、どんな結果をもたらすのか、細々とその経過をたどっていきたい。(しかし予知夢は、本当は口に出すべきものではないかも知れない…)   (2009年9月23日)