兄弟バトル (SD-10)

寒い雪の中、山の中の小学校のような広くて古い木造建築。僕は追いかけられ白い雪の中へ逃げ出す。すると内部から僕を狙撃する音。僕の兄(朋ちゃん)とその仲間が僕を狙っている。僕はすぐに自動小銃で応戦する。相手は長い廊下の窓から撃っているので、僕は弾丸が貫通するように右脇に回りこみ、自動小銃を連射する。しばらく撃つと相手側の銃撃音が途絶える。多分全員撃ち倒したのだろう。僕はそこからすぐに脱出する。近くの軍事資材を置いている小さな小屋からスキーや食料パックを取り出し、緩やかな緩斜面を降る。追っ手はすぐ来るだろう…。そして僕は目を覚ましトイレへ行く。

その後も何か軍事的な夢である。場所はアメリカ西部ではないか?広大な砂漠のような赤茶色い平原で何かの作戦を展開している。僕はその軍事団体の(米軍ではない?)司令官である。狙っている政治家らしい者を上手く包囲し殺してしまう。作戦は簡単に成功した。

この数日間結構物騒な夢を見ている。恐竜の番人やフィールド・ガイドなどの夢。何か得体の知れないものの番人やガードをする。重火器を持って。(といっても普通の自動小銃より大きく破壊力があるという程度)これらの意味する事は?相手は得体の知れない、旧い思想・習慣をを持つゲリラかテロリストか、それともエイリアンか?

兄弟で戦うというのも嫌な感じだ。アメリカではオバマ政権は必ずしも順調ではない。今回のマサチューセッツ州上院補欠選挙共和党に負け、オバマの選挙公約である医療保険制度改革法案成立に暗雲が立ち込めている。アメリカ国民は結構勝手な人達だ。税金で貧乏人を手助けをする事を嫌がる。日本人の感覚では考えられない事だ。しかしアッパーやミドルクラスの人達がロウアーの面倒を見るという心情にならない事も、何となく分かるような気もする。貧乏な黒人層や密入国してきた中南米の茶色い肌の人達にアングロサクソンはあまりシンパシーを感じないのだろう。そこがアメリカの難しい所だ。

この戦いの夢達は何を意味するのだろう?得体の知れない原始的で凶悪な力がアメリカを襲うのだろうか?しかもアメリカ国内で。兄弟の争いは民主党内の分裂を表すのだろうか?今はよく分からない。単なる荒唐無稽な夢かもしれないし…。  (2010年1月23日)