アフリカ大陸の分離 (SD-21)

多分アフリカ大陸だと思う。下が細くなっていてしかも切れているので。(北米大陸は下がヘソの緒のように繋がっている)結構大きな範囲で下の部分が切れていく。その線は南アフリカは勿論、多分ナミビアを横切り、ボツワナジンバブエを含み、タンザニアの国境に至る右30度上がり位の線だ。かなり大きなブロックである。

それまで群集で混乱する夢をずっと見ていた。女性リーダーも二人位いたようだ。それと手のひらサイズの2つの平たい石が、何か重要な意味を持っているようだ。(数日前の夢の豆単と何か関係があるのか?豆単も2冊だったような気がする)灰白色のザラザラした砂利のような感触の石で、平たく端はとがっている。(石器のように滑らかではない)その石を僕は手に持っていた…。

ウェゲナーの大陸移動説のような切れ方ではなく、何かの区切りをつけるため、模型の上でそれを少し切り離したというような感じである。それは多分この部分に人種的紛争・宗教的紛争か政治的革命が起き、他と分離されたという感じである。

そういえばもうじきサッカーのワールドカップ南アフリカである。日本のファンには悪いが、日本は多分一勝も出来ないだろう。まずフィジカルが違いすぎる。同じ東アジアの韓国と比べても。これは難しい問題だが。まずここ数十年食品が全て化学薬品に汚染されていて、少なからず子供たちの体力を奪っている。(国の調査でも子供たちの体力は落ちている。防腐剤、着色料、調味料などの他、食品を育てる段階で多くの化学薬品が使われている。だから近頃子供のアレルギーがもの凄く多い)これは日本だけではなく、狂牛病も餌に混ぜてはいけないものを混ぜた結果であるし(草食動物に骨粉などを与えた)遺伝子組み換え食品などもアレルギーを引き起こす。人間の浅はかな欲望とそれに追従する科学の結果である。

それと日本人には精神的な逞しさがない。韓国では徴兵制度があり若者は2年間?基本的にみっちり鍛えられる。肉体的にも精神的にも。日本は今あまりにも平和すぎる。(ただし虚構の平和)そしてハングリー精神もない。サッカーのようなハングリー精神の塊のようなスポーツは、このギリギリの部分が最後に大きくものを言う。

そういう意味ではゴルフや野球はまだ技術のスポーツである。技術さえ高ければそれなりに力を出せる。しかしサッカーは技術だけではなく、フィジカルの限界に挑戦するサバイバル・スポーツである。だから日本人にはあまり向かない。というかやっていても世界のトップには届かない。食べ物一つでも大きな差がある。韓国は焼肉とキムチの国である。いかにもパワーがありそうだ。日本は野菜と魚の国だ。(それはそれで素晴らしいが、つまり日本人は草食系?)これは男子テニスやスキーのアルペンも同様で、このギリギリのサバイバルにはついていけない…。

それよりも南アフリカ大会は、試合の結果よりも試合が無事に終わるか、観客が無事に試合観戦できるか?のほうが懸念される。報道等で見ている限り、この国は治安の悪い恐ろしい国である。つまりここは南北問題の凝縮された国だ。ここに日本のノホホンとした男の子や女の子が行く事は、火の中に入るカトンボのようなものである。皆さんのご無事を心よりお祈り申し上げます…。


話がすっかりそれてしまったが、とにかく大陸の下部がパックリ割れたのである。それと灰白色の2枚の石、今日も穏やかでない夢を見てしまった…。  (2010年6月6日)


※偶然か何かの符合か、今夜テレビを見ていたらNHKスペシャルで「アフリカンドリーム第3話――移民パワーで未来を変える」をやっていた。これは南アフリカが国境を開放し、移民をドンドン受け入れている様子を描いたものである。話はジンバブエの移民達の話で、ジンバブエ独裁政権の失政により経済が破綻している。それを南アフリカが安い労働力としてドンドン受け入れている。しかしそれにより色々な問題も起きているが、南アはこの政策を続けようとしているというドキュメントである。南アはこの安い労働力を使って経済を発展させようとしている。この政策が上手くいけば隣り合った国同士でハッピーになるが、既にヨハネスブルグの近くには難民スラムが出来ているし、国民の反発も買っている。これは中々難しい実験になりそうだ…。