海外への仕組みを造る (SD-27)

夢の中でジュニアテニスの育成について色々ゴタゴタしていた。日本のテニス界も古い体質で、全国の地域組織があり、それを通さないと何も出来ない。日教組や中体連と同じように時代錯誤の古い組織だ。これらの為に如何に日本のジュニアスポーツの発展が妨げられてきたか?(サッカーに関してはある時期に、近代的組織に脱皮した)

ジュニアの海外遠征でポイントが足りるとか足りないとか言っている。人選も強さで選んでいるようではない。こんな事を何時までもやっていて、日本のテニスは世界レベルに何時も届かない。大体体格的にも男子も女子ももう180センチ以上なければ通用しない。幾ら上手い男の子でも160センチ台では海外では全く通用しない。だから本当は国内ランキングは無意味である。しかし日本は軟式テニスを作り出すような姑息な国である。しかもそのテニスマガイがいまだに生き残っている不思議な国だ。

僕はこれらのゴタゴタを見ていて嫌になった。そして夢の中で新しい仕組みを造ろうとしている。JTA(日本テニス協会)とは関係なく、ある組織で海外派遣や海外遠征を行う。そして海外に行くのは個人である。そしてポイントも日本のポイントシステムではなく、ATPやWTP?(男子及び女子選手協会)のポイントだけにする。テニスカレッジに通うかツアーを回るかは個人の勝手である。この組織は個人選手達を色々支援する。カレッジやツアーを紹介する。必要に応じツアー・スポンサーも付ける。世界中に宿泊拠点を確保する。とにかく日本のランキングやコーチングは関係ない。

アメリカのIMGは有名選手のマネジメント会社である。今松岡修造?はIMGジャパンに所属していると思う。マッケンローやタイガーウッズもIMGである。とにかく日本の古い日教組的な組織の下では、有望な選手も浮かばれない。日本は政治だけではなくこんな所でも遅れている。しかし新組織を作ってもそれを利用できる体格が良く(185センチ以上は欲しい)元気の良いジュニアはあまり現れないだろう。サッカーと違ってテニスは個人競技でしかも過酷だからだ…。  (2010年7月27日)