ヨットレース(SD-38)

ヨットレースをやっていた。船は相模湾を横切って横浜に来る。しかし面妖なのは海辺の道を逆に小田原方面に走るスタッフがいる。やはりレースに出ている連中のスタッフだ。何だか騒がしく車で走っていく。僕はそれを呆然と見ているだけだ。

僕はヨットなんかやった事はないし、昔からそんな余裕はなかった。だからヨットの操縦法も知らない。石原慎太郎の本を読むと、彼は裕次郎とともに若い頃からヨットを始め、その後国際的なレースにも出る優秀なヨットマンのようだ。

昔僕のテニス大会で慎太郎が来て、僕はツアー主催者を彼に紹介したが、彼のきつさは相変わらずだった。人の良いツアー主催者が「テニスは最もハイクラスなスポーツです」みたいなことを言ったところ、慎太郎は「冗談じゃあない。最もハイクラスなスポーツはヨットだよ」と切り替えした。何もこんなところでディベートをやらなくてもいいのに。慎太郎の、実は品の悪さが分かる。人の良い主催者は沈黙した。


でもこの夢は何だろう?海のヨットは南西から北東に来て、陸の車は北東から南西に向かう。地震にこじつければ、海で南西から北東に亀裂が走り、逆に陸では北東から南西に亀裂が走る。その場合どうなるんだろう?全然分からないヨ。まァ恐ろしいこじつけは止めて、今日も楽しく散歩でもしよう…。  (2010年9月12日)