二階建ての意味? (PD-116)

僕は女房と新築の見学?に行っていた。マンションか一戸建てかははっきりしない。新築を買う積りか?そんな金が何処にある?でも夢だからなんでも有りだ。

しかしその部屋は面妖だった。二階建てとはいうものの階段はまともに続いておらず、部屋も部屋とは言えず、天井の近くに一畳位の広さがあるだけだ。それもその白いスペースの角は丸まっている。ヘタに乗ると滑り落ちそうだ。とても二階とはいえない。仏壇の傍から階段が上がっており、途中で切れて天井に繋がっている。

不動産屋が白々しくいい部屋ですよと言っている。でもチョット待てよ?これは去年の同じ頃の(あるいは2年前の)夢と似ている。僕がTRの事務所に居候している時の夢だ。僕はその頃デジタルサイネージの営業を必死で進めていた。ある夜僕は二階の部屋を必死で造ろうとしていた。立派なフローリングの床に同じようなフローリングの壁を造りかけている。壁は途中までギザギザに出来つつあった。その上は青空だった。しかし死んだ長兄と義兄のKJが僕を一所懸命一階で止めている。僕が二階に上がらないように。一階もガッシリした立派なフローリングの部屋だ。

僕はその夢でKJの生死を心配した。何しろ死んだ長兄と一緒に出て来たからだ。しかししばらく後で彼と電話で話したので安心した。死んだ人間と出てきても死んでいる訳ではなかった。これで少し安心した。それ以前にも僕の仲の良かった同級生TJが死んだNGと一緒に出てきていたからだ。

その数日あとオフクロの夢を見た。その中で僕の内なる宇宙の中に“黄色い光り輝く雲に包まれた立派な星”があった。それはまるで黄金の木星であった。しかしそんなに巨大ではない。僕はその星の前でコンピュータ機材を積み上げ、新しい星を造ろうとしている。だがその後その黄金の星はブワブワと雲がバラバラになり分解してしまった。多分これはオフクロの忠告で「お前は自分の分野で立派な企画を?持っている。あまり不得意な分野に手を出さないほうがいいヨ」と言っているようだった。確かに僕はパソコンの事はあまり分からない…。


話は長くなったが、つまりニ階は僕にとってはいいものか悪いものか良く分からない存在だ。だから今日の夢でも、あまり二階を求めないほうが良いのかも知れない。でも僕にとって今二階とは一体何だろう?