暗い迷走 (PD-115)

昨日の夜9チャン(NHK)を見ていたら懐かしい顔が出ていた。全農のHR氏である。彼は優秀すぎて全農の中でも浮き上がっていた?しかし所属部署で次々と新事業を起こしていた。「全農安心システム」を立ち上げたのも彼である。僕はそのマークを作った。彼はその後CI部門にまわされた筈だ。以後は付き合いはなかった。(僕自身が仕事を止めた事もあるが…)

番組は田んぼの生態系の豊かさを紹介するものだった。これは無農薬、減農薬による田んぼの安全性がベースになる。彼の進めていた「安心システム」に関わる事業でもあった。しかし何年か会わなかったが、彼の頭はスッカリ薄くなっていた。でも彼の表情の明るさ、論理の明快さは以前のままだった。

そのせいか前夜早速彼の夢を見た。しかし画面は暗かった。僕は中年のフックラした女性と彼女の家に行った。その広い畳の部屋には布団が敷かれており?その上でHR氏と同僚が待っており、僕らと農業振興に関する打合せを始めた。それが終わると僕らは部屋を出た。僕は自分の上着やコートなどを探しもたついて部屋を出た。

その後自分の黒い車に乗って家に帰ろうとした。中年の女性は僕の車の後ろに色々野菜を積み込んでくれた。真っ赤なトマト、ニンジンの鮮やかなオレンジ色、大根の白さ、その他色々な野菜があったがよく思い出せない。車は黒いワンボックスカーだった。僕は幹線に出て家へ帰ろうとした。しかし夢の中ではいつもスムーズに走れない。(走れないどころか、一人乗りの自転車風自動車であったり、逆走したり、時には車が空に飛び上がる。夢の中ではとてもまともな車とは出会えない…)

画面は何時ものように真っ暗だった。まず車は逆走した。慌てて車を一回転させた。危なく対向車にぶつかる所だった。普通に走行を始めたが今度は道が走行の邪魔をする。道の真ん中に大きな木があった。それを避けて登り道にかかると、道の真ん中に3人の幼児が遊んでいる。僕はスピードを落とし止ろうとしたが、道の端に怖そうな男がいる。止めると何か恐ろしい事が起こりそうで僕は迷った。そこで目が覚めた。


懐かしいHR氏に夢の中で会えたのはいいが、画面とストーリーは暗かった。近頃体調も悪いので夢も真っ暗になるのだろうか?困ったもんだ…。  (2010年10月2日)