熊と格闘 (PD-206)

昨日は一晩中熊と格闘していて疲れた。熊といっても小熊で、それでも普通の大型犬よりは大きい。何故か僕の部屋にペットとしていて、直ぐに僕に襲い掛かる。小熊としては遊びだろうけれど、相手をする僕には組んず解れつの大仕事である。おまけに油断していると本気でガブリとやられそうだ。一応小熊を追い払った所で目を覚ましたが、頭の中はグッタリ疲れていた…。

何で突然小熊なんだろう?首の周りは白くなかったのでヒグマだろうか?それとも僕の体の中で、病気と僕が熾烈な戦いを繰り広げているのだろうか?熊は腎臓と関係があるのだろうか?昔から“熊の胆”と言う位だ。胆とは腎臓だろうか?でもこの小熊はほっておくとドンドン大きくなりそうだ。そうなれば僕は敵わないだろう…。

それとヒグマと言えば、小樽の熊野さんの事を思い出す。彼女は我が家に出入りしていたシャーマンである。そして日本では熊も狐も猿も神である。僕はヒョットすると神と一晩中戦っていたのか?太古ユダヤ人のヤコブは?一晩中神と戦って勝負がつかなかった。彼は神からイスラエルの名を与えられた。まさか僕も夢の中で神と戦っていたのではないだろうな?それじゃあ疲れる筈だ…。

それと小熊の夢と並行して、マッケンローの夢も見た。彼がフラリとやって来て、僕にイベントをやらせようとしている。彼と誰かのエキジビマッチを仕組んでくれと言う。相手は誰だろう?ビランデルかベッカーか?彼は年をとってもそれなりの動員力はあるだろう。でも有明ではオーバー過ぎる。せいぜい5000人位の箱を探さなければならないだろう。

それとエキジビにしろ緻密な構成が必要だ。例えば始めは松岡修三とマンスール・バーラミのおふざけマッチ。修三がバーラミのおふざけにキリキリ怒る。観客を散々笑わせておいて真打のマッケンローが登場する。彼のテニスは多分今でもスリリングだろう。もう結構な年だろうが、腐っても鯛、老けても鯉である?料金はせいぜい5000円平均か?5000席なので入場料収入は満杯で2500万円、それでは足りないのでほぼ同額の冠スポンサーが必要だ。  

それとエキジビだけでは勿体無い。前日にジュニアのテニスクリニックをつける。それもかなり有望なジュニアを教える。修三をアシにしてマックの天才技を教える。それと大震災のチャリティも当然付ける。などと考えていたら、結構仕掛けにパワーがいる。だからこれは夢だけで終わるだろう。でも不思議に時々マッケンローが僕を助ける夢を見る…。


確かに昔彼の無理を聞いてあげたし、彼の天才性をギャラでも表わした。だからヒョットすると僕に好意を持っているのだろうか?彼自身は気難しい雰囲気をいつも漂わせていたけれど、でも彼の内面は分からない。でもデリケートである事は確かだが…。