困惑する夢 (PD-209)

この頃困った夢が多い。いよいよ我が夫婦も終わりが近いのか?始めは女房が池か湖に溺れている夢。僕もその中にいて女房を何とか助けようとしている。彼女を掴まえて水の上に押し揚げようとしている。でも彼女は中々浮上しない。時々岩場に足が着くのでそんなに深い湖ではないし、岸も近い。でも僕は上手く彼女を掴まえられない。下手をすれば僕まで溺れてしまいそうだ。水は薄茶色に濁り決して綺麗とは言えない。水中に5ミリ位の巻貝が浮いているのが見える。夢なので何時ものように水は冷たくない。僕はそこで目を覚ます。何時ものトイレタイムだ…。

つい最近も女房が冬の海に落ちた夢を見た。彼女は水中で携帯で話している。この時も僕は水中のドラム缶の?上から、彼女を引き上げようとしていた。でも上手くいかなかった。今日の夢は多分この夢とも関連する夢なのだろう。この濁った水は一体何を表わすのだろう?それとも本当の水なのか?

その後は僕は小樽の家にいた。今度は南小樽ではなく、住ノ江町の古い家だ。住んでいたのは2階だった。僕はそこにいて、珍しく義兄のKJがいる。姉の姿は見えなかった。そこに次兄から電話が入る。札幌で闘病を続けている兄だ。例の低い声で「お前の所に行くから場所を教えろ」と言う。僕は教えたが、本来次兄も住んでいた家なので場所は分かる筈だ。だがこれは荒唐無稽な夢だ。そして直ぐに次兄がやってきた。しかも別れた奥さんのTKさんも一緒だった。この義姉には結構頼りにされていた。でも僕はある時彼女の期待を裏切った。そのTKさんも一緒である。

これは珍しい事だ。ヒョットするとこれは大事(おおごと)だ。ヒョットすると僕が死んだのか?あるいは姿の見えない女房の死か?でもそうであれば女房の兄弟がいてもいい筈だ。僕関係の兄弟だけなので、やはり僕に何かがあったのか?そういえば父母の墓は小樽に有る。今の所墓のない僕は父母の墓に埋められるのか?

そういえば昨日の夜は凄く調子が悪かった。昨日は食べ過ぎた。散歩の帰りに立ち食いソバを食い(得意の天玉ソバだ)、家に戻ってからサツマイモを食べ、さらにツミレの鍋を食べた。その後胃の調子が悪く、一晩中胸がムカムカしていた。それとソバも鍋も汁を全て飲んだ。これは塩分の摂りすぎで、腎臓の悪い者は避けるべき行動だ。意外とこんな事でコロンと逝くのかも知れない。腎臓の数値は多分凄く悪化しただろう…。


どうもこの頃こんな夢が多く、僕も永くないのかも知れない。でもそれでもいい。少なくとも苦労をかけた女房が、僕より先に死ぬような事があっては許されない事だ。死ぬなら僕が先だ。そうでなければ女房の兄弟に顔向けが出来ない。苦労をかけ続け、その上殺してしまったと言われかねない。「頼むよ我が愚愛妻、俺より長生きしてくれよッ!」と、只々祈るばかりの今日この頃…。