背後霊か守護霊か? (PD-215)

昨日の寝入りばな、僕はNGと暗闇の中にいた。僕とNGは何処かに出かけるようだ。僕は結構用意がいいので、震災用の懐中電灯を取り出し行く手を照らした。暗黒の中に小さな土の道が走っている。歩き出そうとした所で、例の女房のチャネルのカチャカチャ音で目を覚ました。女房は寝つきが悪く何時までもテレビをカチャカチャさせている。今夜の目覚めはヒョットすると良かったのかも知れない。暗闇の中に腐れ縁のNGと出かけるのは、チョット危険かも知れない。そのまま帰らぬ人となる可能性もありそうだ…。

それにしてもNGは僕にとっては背後霊なのか守護霊なのか?でもあまり守ってくれるという感じではない。であれば単なる付き纏いの背後霊かもしれない。彼は高校時代は親友であり、大学時代は先輩にゴマをすり、後輩を手なづける?嫌な奴であり、卒業後彼が独立した後は時々仕事を頼む仕事仲間であった。僕は発注者の立場にいた。でも彼の心の内には僕に対する複雑な心境があるようだ…。ある種の反感かコンプレックスか?でも彼の死後は頻繁に僕の夢に現れるので、彼は自分の死を自覚せず、ヒョットすると幽界を?彷徨う浮遊霊なのかも知れなく、だから近頃僕は僕の毎日の祈りの中で、彼の生前の行為を褒め、そして貴方はもう死んだんだから安心して高い所へ行きなさいと祈っている。何時までも幽界の中でウロウロしていても仕様がないだろう…。

ましてや僕の背後霊に?なり、僕に付き纏い、早く僕も幽界に来るように誘うようでは、有り難い友人とはいえない。何だか困ったもんだ。僕の命ももう長くはなさそうだが、僕は死んだら全てを綺麗に諦めて、早く成仏したいと思っている。だからこの世に多少の心残りはあるけれど、多分家族の事が一番心配だが、多分何とかなると思い、皆に有難うと感謝しつつ、心を、魂を軽くし昇天しようと思っている…。NGの場合は彼の家族も不運で、下の妹を癌で死なせている。何だか悪運の家系のような気がする。といっても我が家の方も今までは悪運に付き纏われていた。親父は働き盛りで胃癌で死に、長兄は30台半ばで水死、次兄は胃癌で胃を切り取り、今や半死状態である。おまけに僕まで人工透析間近で、何とかそれから逃れようと、毎日内なる神に祈り続けている。


それでもなるべく明るく振舞い、症状の回復に望みをかけている。つまり簡単には諦めない気持ちで生きている。その上でもしコケても、それはそれで仕様がない事だ。そういう日常の中で、時々NGが暗闇の中に現れるのは、あまり有り難くない現象だ。NGさん、貴方は現世でそれなりに頑張ったのだから、早く迷いを捨てて高い所に上がりなさい。僕には二人で暗闇を彷徨う積もりはないからネ。頼むよ本当に…。


※数回前のブログのコメント欄に死後の事が出ていた。多分江原系の理論?だろう。チョット書き出してみる…(スピリチュアルな思考)。霊的世界は下記のように分けられるという―― 
○現 界  この世の事。
○幽現界  死後魂が行く所。あの世とこの世の境目。ここに 50日滞在(49日)。
○幽 界  次の移動場所。多分数十年いる所。無数の階層に分かれている(地獄〜天国)。ここから霊界へいく。
○霊 界  ここから現界に再生。これを繰り返し魂を浄化させていく…。  
○神 界  魂が浄化し終わった時に行く場所か?
――こうなるのだそうです。
夢は魂が幽界に里帰りしている状態。明るい夢は上層部(天国に近い)暗い夢は下層部(地獄に近い)にいるそうだ。でも本当は誰も行った事のない世界。それとも霊媒が死者と語ったのだろうか?でも死者もあの世の構造を正確に把握しているかどうか?真実は神のみぞ知るか…?