企画実現?(PD-255)

この頃の夢は明るく、肯定的なものが多い。一体どうしたんだろう?僕の潜在意識の中に一体何が起こっているんだろう?今朝の起きがけの夢も肯定的というか、実に驚くべき夢だった。僕がプランナーとして最後の頃、地球の明るい未来のために「アースパーク・プラン」を書いた。これは消失しつつある世界の熱帯雨林の、保護・修復のための国際企画である。このままでいくと確か2030年頃には地球は熱帯雨林を失う。熱帯雨林はつい最近まで地球の酸素の60%を作り出していた。つまり地球の壮大な換気システムを失うことになる。だから本当は二酸化炭素削減とともに、緑環境の修復も地球にとっては必要だ。つまりこれは地球の環境政策の車の両輪になるものだ。僕はこの企画を懸命に持ち回ったが、結果はみじめなものであった。環境省はどうしていいか分からないと言い、トヨタは中国で植林しているからそれでいいと言った。単に中国で車を売りたいだけだろう!僕は日本人の、技術的には優秀であるが、国際的でスケールの大きい企画立案能力のなさを痛感した…。

でも今朝の夢はこの企画の実施が決定する。そこは階段状になった大きな会議室で、その天井は透明のプラスチック?で覆われた、未来的な空間だった。とにかくこの企画を実施するための調査予算が数億ついた。しかも二つのプロジェクトで。数億と言っても、もしドルであれば数百億円である。それは膨大な調査予算だ。でもヒョットして、僕は未来空間にいるのかもしれない。そうであれば夢の中の僕は多分僕の生まれ変わりだろう。僕は今や人工透析で、体は疲れ切っていてヨレヨレである。あと何十年も生きるとはとても思えない。

とにかく夢とはいえ、国際的に熱帯雨林を保護・修復していこうとする意志が国連に?出てきたのは有り難いことだ。でも僕は夢の中で何故かあまり明るい顔をしていなかった。一体何故だろう?

ここ数年地球の温暖化は確実に進んでいる。世界的な気象変動、日本もここ数年異常気象で、毎年夏になると大きな水害が起きる。これは中国、インドでも同じである。地球の気候、気象は段々凶暴になってきた。そして昨日のニュースで、グリーンランドの氷が完全に溶けてしまったとNASAが発表した。さらに海水面の上昇が心配されるとも言っていた。どうも地球の環境破壊のシナリオは予想通り着実に進んでいるらしい。僕らはそれを止めるすべを持たない。地球の、世界の地域エゴ、中国やインドのような開発途上国のエゴをどうしても止められない。だから僕らは予想され危惧される、地球の環境破壊を見ながら生きていくよりしょうがない。本当に困ったもんだ…。