元日の夢 (PD-22)

昨日は伊勢崎町商店街へ行ってブックオフで18冊位本を買ってきた。といっても文庫本が16冊、パソコンソフトのマニュアルが2冊、しかも一冊100円だったのでしめて1800円という安さ。でも背中のザックはずっしりと重い。しかしイラストレーターのマニュアルがどうしても見つからなかったので、仕方なく近くの有隣堂へ行った。悔しいけれどマニュアル一冊で1800円もした。一冊では自信がないのでもう一冊買いたかったが、予算上諦めた。もし使い勝手が悪かったらまた買えば良い。ウインドウズのペイントで年賀状を描いたが、細かい操作がきかず上手く描けなかった。やむを得ずイラストレーターを入れた。動かしてみたがパソコン音痴の僕には無理であった。だからやむを得ずマニュアルも買った。

それから近くのコーヒーショップで本を読んだ。数日前から読んでいるスティーヴン・キングドリームキャッチャーである。キングは相変わらず読みづらい。どうも無駄な情景描写が多いのと、スラングがやたらと多く、それを日本語に上手く訳せないもどかしさがある。元々日本人はそんなに言葉が汚くない。暗くなってから家へ帰ろうとしたがバスが中々来ない。結局30分位歩いてからやっとバスを捕まえた。考えてみたら大晦日である。人やバスが少ないのも最もな事だった。

そんな事で変なSFを読み、ソバを食べて寝たのは午前2時位。一晩中DA社の夢を見ていた。相変わらずDA社の夢。多分色々ゴタゴタのあった会社だが、逆に一番面白い会社だったのだろう。この会社に入ってから自分の好き放題やっていたから、自分を一番発現できた会社だったからだろう。色々ゴチャゴチャ夢を見ていたが殆ど思い出せない。だからたいした夢ではないのだろう。起きがけに僕の島、6人がけの机・椅子のブロックに例の「お父さんKM社長」が近づいてきたので、僕は社長の袖を取り脇へ引っ張っていき彼に声をかけた。「お父さんTKは中々いいですよ」、お父さんは「そうかッ」と言った。つまり6つ目の椅子に座っているバイトを社員にしようという勧めなのだ。……という何気ない日常的な情景で目が覚めた。

元日の朝に見た夢は初夢ではない。今では2日または3日目の夢が初夢と言われている。僕の夢で予知的な夢を見るのはいつも2日以降だ。余り恐ろしい夢を見なければ良いが。どうも近頃臆病になったなァ…、ポリポリ。  (2010年1月1日)