新橋の雨 (PD-52)

DA社の中にいたがYMがデカイ顔をし、WBがいて珍しくONがいる。あのSKとICはいない。またクーデターでも起こったのかな?先日の夢で(SKナイト)とぼけてICに「SKは元気かい」と聞くと、案の定SKは役員会でボロボロに叩かれたらしい。社長になっても業績は下がりっぱなし、何も出来ない。しかしそれ以外の役員もろくな奴はいない。単なるコップの中の嵐だ。

夢の感じでは昔の仲良し4人組が(1人欠けたが)勢力を取り戻したらしい。管理をやっていたONも役員に昇格したのかな?夢の中で僕の居場所はなかった。でもこの3人組も仕事は出来ない連中だ。この状況を打開する為にはと、僕はICにメールを打った。バカな内輪モメを止め原点に戻れと。原点とは変なベンチャーとは縁を切り、親会社に出資を請いDM社の完全子会社になる事だ。そうすれば売上は大きくないが会社としては安定する。しかしICからの返信はなかった…。

僕としてはICには言わないもう一つの戦略がある。DA社の扱いだけを分離し別会社を作るという作戦である。他の仕事は権力争い好きな3人組に渡してしまえば良い。DA社の広告本部長を社長に立て、小さいけれど(当初はせいぜい5〜10億程度)シッカリした事業基盤を作る。そこから優秀な人材を少しずつ採用し、新たな発展を目指す。仕事の出来ない連中が上に揃っていては会社はやっていけない…。

僕は電車で新橋駅を降り、DA社のある虎ノ門方面には行かず(行っても居場所はない)浜松町方面へ歩いていく。雨が降っているが僕に傘はない。しかし夢の中なのでチットモ寒くなく、そして濡れもしない。でも空は以外に明るい。ONが僕が何処へ行くのかをジッと見ている。僕はどこかで一杯やろうとして周りを見渡すが、休みの日らしく人もおらず店も開いていない。本当に人っ子一人いないガランとした寂しい街だ。(実際は新橋に人がいないという事はない。土日でも結構人は多い)という何だかむなしい夢だった。でもどうって事もない…。目覚めると8時半だった。  (2010年3月18日)