霞ヶ関消滅? (SD-18)

僕は地下鉄虎ノ門駅で降りた。西新橋、霞ヶ関寄りの出口である。そこは戦後のドヤ街のような感じで、赤提灯で皆が飲んでいた。DA社のWBもいる。僕はそこに寄らず西新橋よりの交差点に向かって歩いていく。(虎ノ門から新橋側に向かって一つ目の交差点)元いたDA社はその交差点の左側数軒目で住居表示は霞ヶ関である。DA社の先には官庁街が広がっている。(DA社は現在は赤坂にある)

交差点に向かう僕は細い道を登っていく。(実際は平らな歩道だ)交差点の歩道は高くせり上がっていて、しかも破壊されて幅が30cm位で断ち切れている。多分その先は進めない。その細い歩道に電信柱のような黒い柱が倒れ掛かっていて、他の者はそれを伝って下に降りていく。僕も同じように降りた。下は瓦礫の山である。交差点のコンクリートもひびが入って大きく割れている。周りの建物は何だか融けている。

人々が叫んでいるのが聞こえる。「大地震だ、1500トン位あったそうだ」???…大地震ならマグニチュードだろう。1500トンというのは何だかTNT火薬の爆発物の量に聞こえる。この辺が崩壊しているのなら、霞ヶ関全体も崩壊しているだろう。一体何があったんだ!

僕は交差点を超えて左先に行き小さな小路に入る。ここは住居表示は内幸町ではなかったっけ?その小路の先に僕の家があった。玄関を入ってすぐの居間に入ると布団が引いてあり、寝乱れた夜具が置いてあった。「アッ長男が寝ていたのかな?」僕の大昔に死んだ長男だ。僕はヒョットするとと思い風呂場を探した。風呂場にはいなかった。では2階にいるのか?もう死んでいるかもしれない。

その時突然次男が訪ねてきた。まず僕の長女が威勢良く入ってくる。その後僕の次男がヌッと入ってくる。髭剃り後も青々とやや険阻な怖い顔つきだ。次男もすぐ風呂場を調べている。僕と同じ事を考えているんだ。実際は僕は次男とは今の所付き合いを断っている。僕の長女は次男の嫁の変わりだろう。(次男の嫁のT子さんは今次男と別居している)僕はその辺で目が覚めた…。

この夢の要点は、虎ノ門霞ヶ関が1500トンの大地震で?消滅したという事と、その傍の僕の家で次兄に出会うという事である。次兄は不快そうな顔をしていた。前にも書いたがもうソロソロ兄と和解しても良い頃かもしれない。(僕は兄の不真面目・不謹慎な生活態度が嫌だったのである。とても相手にはしていられないと思った)

それと霞ヶ関の破壊、消滅という事は色々考えられる。まずその辺を大地震が襲ったという事。しかしこれは以前にも間違えた。大地震ではなく政変だった。(自民党の大敗で霞ヶ関との政治構造が壊れた。その後細川政権が出来たと思う)だから今度も政変かもしれない。あるいは今やっている事業仕分けで官僚利権構造の崩壊か?それであれば有り難いが、そんなに柔な相手ではない。どこかを叩けばいつの間にか形を変え別の所で継続させてきた。何とも陰険・狡猾な役人達だ。

長年に渡り形成されてきた官僚利権構造の破壊はそんなに簡単ではない。日本もだんだん東南アジアのようになってきたのか?……国民が不況・生活苦であえいでいる中、自分達の利権の中でノウノウと安眠・高給を貪っている。(天下り、渡りと高額な収入を得続けている。皆国民の血税なのに)何と浅ましい人達だ。本来役人は清廉潔白であるべきなのに。日本の役人はいつの間にか下品・狡猾になってしまったのか?これが高度成長時代なら見過ごされるだろうが、長期不況の今でもその精神構造を変えないどうしようもない傲慢・狡猾な人達だ…。

さらに怖いのは1500トン。これは爆発物の規模ではないのか?1500トンとはどの位の規模なのか?テロなのか戦争なのか、今北朝鮮の動きが不気味である。しばらくは霞ヶ関方面には近寄らないようにしよう。

その後で見た夢も印象に残る。アフリカの森の中、どうもゴリラが殺戮されているらしい。詳細はすぐ忘れたが、最後に僕は子供のゴリラの精密なイラストを描いていた。細い筆を使って、スーパーリアル・イラストだ。子ゴリラの細い毛を一本一本縦に丁寧に描き込んでいく。そのイラストは夜なのか、ゴリラは青白い顔をしている。それが凄く印象的だった。何だか悲しそうな表情をしていた…。  (2010年5月26日)


※核爆弾は一般的に大型で例えば原爆でも300キロトンはあるが、北朝鮮の2006年の実験では中国への事前通告では4キロトンだったが、実際は0.8キロトンしかなかった。(多分実験失敗)だから1500トン=1.5キロトンはどうも北朝鮮核兵器に近い規模のようだ…。


※※以前のブログで書いたが「あと2年」という提示があった。これは夢の後の目覚めている時である。(というか突然「あと2年」という啓示が頭の中か心の中?に現れる。それは声ではなくしかしハッキリした提示である。まるでテレパシーのような?)ヒョットすると自分の寿命か?と書いたが、良く考えて見るとあと2年とは2012年だ。この年は今色々と怪しいうわさ?の絶えない年だ。つまり世界最後の年?映画の「KNOWING」では地上の壊滅、「2012」も地上の崩壊だった。いずれも太陽の異常活動が原因だ。

この頃騒がれているのはこの年の12月21日にマヤ歴が終わるという事だ。そして「KNOWING」では宇宙人がノアの箱舟を出し地球の生命を別の恒星系の惑星に移す。「2012」では人類がノアの箱舟を作る。(宇宙船ではなく、本当に水に浮かぶ巨大な船)僕は自分のもう一つのブログで、欧米では既に秘密裏に「ノアの箱舟」を作っているかもしれないと書いた。いずれにしろ突然現れた「あと2年」という啓示?は、僕にとっても世界にとっても何だかヤバイ感じがする…。