チャーシュー塊 (SD-41)

二人の女がいる。2個のチャーシューの塊にも見える。せいぜい拳の大きさ位だ。良く煮込んでいて白身はスッと箸が入る位だ。彼女らが爆発物を仕掛ける。僕は保土ヶ谷の自宅にいて爆発の閃光と衝撃波を感じる。ヒョットすると小型の核爆弾かもしれない。彼女らは変な飛行物体に乗って海上を逃げていく。平たい底に丸い透明のカバーがかかっている飛行物体だ。2人乗ってギリギリの大きさだ。何だかハデハデな服装をしている。原色の赤や黄や白のアップに下はビラビラしたスカートだ。この飛行物体にはプロペラがない。そうかといってジェットエンジンでもない。何だかプヨプヨと頼りなく飛んでいく。でも低空をゆっくりいけばレーダーに引っかからないかもしれない。そして日本の領海外で漁船か潜水艦に拾われる…。

女とチャーシューは横浜中華街の象徴か?そういえば11月にMM21で国際会議があるようだ。APEC?の会議だったっけ?何だかこの頃あの国に関し物騒な夢を時々見る。前原が狙われたり、高層ビルから爆弾を投げ落としたり(中国の特殊部隊がいた)今日の夢もどうも中国臭い。

あの尖閣問題も近頃怪しい雰囲気になってきた。各地で反日デモが発生し日本の施設・店舗が被害を受けている。でも彼らの本音は国内問題だ。今朝のニュースでとうとうデモに本音が出てきた。自由を認めない政府への批判や地域格差是正などが。これは本当に中国での大問題だ。湾岸部と内陸部の経済格差が広がりすぎると、ヘタをすれば内戦に繋がりかねない。だから中国政府にとっては危険だし、その対応には慎重にならざるを得ない。このデモを仕掛けたのは誰だ?インターネットを流したのは誰だ?中国政府か反政府勢力か、あるいは現状に不満を持っている学生達か?(中国の大学卒業者の4人に一人は職がない)そういえばデモは初めは内陸部の成都で始まった。これは何となく象徴的だ。(成都は古代三国志蜀漢の都でもあった)

大体尖閣諸島竹島も日本の固有の領土なのに、それも歴史的経緯で分かっている筈なのに、平気で自国領だと言う中国と韓国政府。しかも国民まで。彼らは馬鹿なのだろうか?それとも分かっていて平然と言うのか?僕には不思議でしょうがない。大陸の人たちは平然と人のものを盗むのか?それを当然だと思っているのか?平和な島国の我々には何とも分からない人たちだ…。

日本には幾つかの対応策がある。まずインターネットでしかも中国語で、出来るだけ正確に国際情勢や尖閣問題を中国の若者に伝えていく。中国政府に目隠しにされた彼らの目を国際的に開いていく。でも多分中国政府の妨害にあうだろう。もう一つは日本のビジネスが中国に偏りすぎているのを是正する。極端に言えば中国の存在がなくても、日本がやっていける状態に持ち込んでいく。これは時間がかかるが必要な事だ。以前から中国が難しい国だという事は分かっていた筈だ。だからこれも日本の成り行き任せの戦略的でないやり方が今の窮状を招いている。


日本は戦前は中国を侵略して大失敗した。今回も今の所バランスを欠く経済進出になっている。とにかく日本は国際的な視野に欠ける。もっと長期的、戦略的に世界と付き合うべきだ。それと難しい隣の国とも…。 (2010年10月25日)