黒い真珠 (SD-42)

今日の夢は単純だ。中国人と日本人がテーブルに向かい話し合っているがすぐ決裂する。中国人が席を去る。テーブルの上には大きな帆立貝のような貝が沢山置いてある。その貝を開いて見ると真珠が出てくる。大きな黒い真珠が8つと白い真珠はそれより少ない。日本人数人がその真珠を見ている。

これは前2回の話し合い?でも同じような事が起こった。やはり黒い真珠と白い真珠が出てくる。前2回は真珠の数はもう少し少なかったようだ。場所は喫茶店の個室のような所だ。この時は北寄貝?のような大きな白い貝だった。僕は北海道の出身なので北寄貝が好きだが、生よりは煮た方が美味い。色が鮮やかな赤になりシコシコして美味い。でも北寄貝の貝殻の色はもっと黒ずんでいる。だからこの大きな白い貝は何だか分からない。上記の帆立貝も普通あんなに大きくはない。でもまあ夢だからいいか…。

黒い真珠というのは聞いた事がない。本当にあるんだろうか?黒い真珠の意味は何だろう?先日北鎌倉で黒水晶を見たから、黒真珠もあるのかもしれない。昔石炭は黒いダイヤと言われた。随分ばばっちいダイヤだ。植物には結構多い。黒百合・黒水仙・黒いチューリップ…。でもこれも珍しく貴重なものだ。

今朝起きるとニュースでヴェトナムでの菅と温家宝との会談が中止になったという。中国側の一方的な通告だ。どうもハワイでの上原とクリントンとの会談が悪かったようだ。前原が尖閣問題に触れた事が中国には気に入らないらしい。以前にも小さな岩礁で二匹の巨大なこげ茶の蟹がガップリ組み合っている夢を見たが、画面はすぐに裸の若い修行僧が岩礁の上で座禅を組んでいる映像に変わった。どうもこれは前原のようだ。確かにきちんと日本の主張をしているのは前原位である。前原が「尖閣諸島は日本の固有の領土であり、領土問題は存在しない。粛々と法に従って対応する」と世界に向かって言うのは、予想以上に中国にダメージを与えている。中国は前原に不快感を示している。しかし前原の主張は正論であり社会的・国際的正義である。戦略的互恵関係ばかり言っている菅や仙石のほうが軟弱だし少しおかしい。(特に仙石の中国寄りの姿勢はおかしい。それと仙石の国会での対応も何だか傲慢な官僚を思わせる)

菅はどうして中国の顔色を伺うような事ばかり言うのか?初めから位負けしているのか?少しは奇兵隊高杉晋作を見習えヨ。彼は4カ国艦隊?との戦いで長州がボロ負けした時の長州の全権大使だった。高杉は逆にイギリス側を怒鳴りつけた。この気位の高さ、知識の広さ、論理の鋭さ。一方的に中国に卑屈な態度を取る菅の姿は、奇兵隊を名乗り、高杉を気取るのはおこがましい。もっと日本人としての誇りを持てヨ。それと戦略的互恵関係ばかり言ってないで、少しは中国離れを真剣に考えろヨ。世界は今でも十分に広いんだから…。


今後も中国にヘコヘコしないで、少し突き放して冷静に見ていたほうが良いのではないか?それと前原が浮き上がらないよう、しっかり守ってやれよ!ヘタをすると政治家としての資質は菅よりもはるかに大きい。つまり日本の政治家のエースなんだから。分かっているのかなァ、菅も仙石も…。  (2010年10月30日)


※早速サイトで調べてみたが、黒い真珠は有った。僕が夢に見たのは見事に黒い真珠だったので、アコヤ貝ではなく黒蝶貝の真珠、多分タヒチ黒真珠だろう。この黒蝶貝真珠は結婚30周年「真珠婚」に送られるという。日本と中国が国交を回復して30年になるんだろうか?8個の黒真珠は何を意味するんだろう?→調べてみたら日中国交正常化は1972年。やはり30周年に近い。

※※今回もアメリカ側は尖閣諸島日米安保の範囲内と明言している。しかし一方では、米国は尖閣諸島の領有権問題については見解を示す事はしないという中立的な立場を表明した。ズルイといえばズルイが、これが国際政治というものだ。アメリカがヘタな事を言えば、今度はアメリカと中国の争いになる。中国が会談を中止したのは、この席でまた日本に尖閣は日本の固有の領土と言われたくなかったのだろう。前原はそのためにアメリカまで飛んだのだから。中国にとっては前原憎しだが、前原は外務大臣の仕事を淡々と果たしただけだ…。