最近CM考 (PD-127)

最近のテレビは何だか面白い。ドラマもドキュメンタリーも中々見応えのあるものが続く。スポーツ中継も面白いものが増えた。クイズ番組も見ていて中々のものが多い。クイズ番組ではインテリというよりは物知りが沢山出てくる。いわゆる雑学者たちだ。伊集院や宮崎、麻木は常連だ。デブの伊集院が意外と優秀でバランスもいい。ニュース報道はNHKがかなり広くテーマ取りをし、ニュース以外にも特集で報道する。NHKは偏向していないので安心して見れる。まあ他局も一部を抜いてはまともだが…。(相変わらずのオバカ番組は見なけりゃいい)

それとCMも日本独特のシャレたものが多くなった。ソフトバンクのお父さんシリーズは何でもありで面白い。若尾文子の若い旦那も美形で怪しい。ジロー?の声が北大路とはつい最近まで知らなかった。これは多分江戸時代のシャレものの系譜に繋がるんだろう。その他見ていても不快感のないCMが増えてきた。だがまだ神経に触れる嫌なものもある。でもそれは物やサービスを売るためのCMだから止むを得ない一面もある。

ダサいオバサンの国会答弁?のCMは何となく薄気味が悪い。ペプチド?がどうしたとか言っている。ダサいオバサンが訳ありを感じさせる。(その会社の社長か、社長のコレか?)これは髪(カツラか植毛か?)のごついオジサン(多分社長だろう)にも共通する。何時見ても違和感があり気持ち悪い。近頃はその違和感を狙ってわざとダサくしたCMがある。アセロラのCMは真っ赤なダサい衣装を着た女達がわざとダサく踊る。それがかえって印象に残る。中々逆心理を突いたきわどいCMだ。ヒョットすると朝ドラ「てっぱん」の変な踊りも、アセロラ踊りの影響を受けているかもしれない。何だか異様な雰囲気がソックリだ。今多分日本ならではのCM文化の花が咲いている。昔昭和元禄と言われたが、文化的には今は平成元禄だ。というか国が停滞した文化文政文化(3B?)のようだ。何となくアンニュイな感じがする…。

僕も今朝の夢でプリントアドとCMを手がける。そのためにカナリヤ?を手なづけている。大きいカゴに入れ大事にカナリヤを手なづける。そしてホテルに部屋を借りきり一緒に暮している。でもカナリヤなんかでは面白いCMができそうもないが?まあ夢だからしょうがないか。せめてオームかカラスのほうが迫力がある。ダチョウでもいいし。(ペンギンは使われすぎだ)


でもCMは各局に集中投下すればすぐ数十億円になる。そしてそのCMが当たれば投下本数はさらに増える。しかし僕の夢は創造力不足だ。カナリヤ程度で視聴者を喜ばすCMは創れそうもない。それともカナリヤに何か別の意味があるのか?(そういえば♪唄を忘れたカナリヤは〜という童謡があった)そして僕と女房とカナリヤは高級ホテルの2室繋がりの部屋にいる。でも何の為に?  (2010年11月4日)


※サイトでチョット調べてみた。「唄を忘れたカナリア」 ♪唄を忘れたカナリアは後ろの山に棄てましょか いえいえいそれはかわいそう 唄を忘れたカナリアは背戸の小藪に埋けましょか いえいえそれはなりませぬ…つまりカナリアが唄を忘れてはいけないという事だ。唄うという事は何かを発信する事だ。僕が今発信しているとすれば、この夢のブログともう一つの、日々の出来事の感想を書いた「ひぐらしプランナーの時々日記」だけだ。

今はSP企画や公共企画はほとんど書いていない。だからこのブログを大事にしろという事か?あるいは元のように公共企画を書けという事か?でも公共企画は書いてもほとんど実現しない。特に日本は保守的で新たな提案は受け入れられない。それが海外からくればいとも簡単に導入する。特に官僚たちがそうだ。農水省の役人達はヨコモノを無批判に導入する。でもこの夢は多分ブログを継続しなさい程度の事だろう。大丈夫ヒマだから継続できるヨ…。  (2010年11月4日)