相談係もしくは処理係 (PD-151)

今日は一晩中同じような夢を見ていた。その前提としては、頭全体が重く何かが詰まっていて、それを少しずつ解きほぐしていくような感覚、あるいはニコチンが切れて少しずつ頭からニコチンが消えていくような感覚?この感覚はここ数日続いている。多分高血圧でしかも頭が鬱血しているのかもしれない。タバコが悪いのは分かっているが勿論止める気はない。何時頭の血管がプチンと行くか分かったもんではない。それにしても困ったもんだ…。

僕の前には群集がいる。群集というほどではないが10人以上はいる。目覚める前の夢はその人達はひとかたまり、つまり団子になって僕の目の前にいる。そして皆真っ白だ。というかグレートーンだ。つまり色が付いていない。僕はその人達を何とかしなければならない。どこかに送るか、何かを解決するか、それともあの世に送るか?つまり僕はその人達に頼られている。この夢は今日既に3回目だ。前2回は色が付いていたと思う。僕は多分相談係、あるいは処理係、最悪の場合は処刑係。でも処刑するという感じではない。彼らを何とかするのが多分僕の役割りだ。

それとは別に違う夢も2回見る。1回は僕らは5人いて、ある集団の相談を受ける、あるいは交渉をする。僕らは真っ黒な姿をしていて、多分真っ黒なトックリのセーターと真っ黒なスラックス、女性も同じ姿だ。そして用心のため大きな明るい薄茶色のギョーザのようなバッグの中に、5丁の実弾入りリボルバーを縦に並べている。相手もカムフラージュ?しているがそれぞれ何か武器を隠し持っている。この男女の集団は色鮮やかな服装をしており(ある女性の赤と白の模様の入ったワンピースは鮮やかである)少なくとも10人以上はいる。場所はどうもアメリカのようだ。会談は広い部屋の中で行われる。真ん中に大きな茶色のレザーの対面型ソファーがある。僕らは会議?に入ると皆それぞれ拳銃を手にしている。相手は別に驚いてはいない…。

もう一つの夢は、僕と女房が巨大なトンネルを抜けてくる。そのトンネルは巨大でしかも恐ろしく長い。かつ真っ暗である。僕らは懐中電灯を持ち出口に辿り着くが、外も期待に反して暗闇である。はるか遠くに灯りがポツンポツンとわずかに光っている。少なくとも賑やかな街ではないらしい。そこは平原か林があるらしい。でも暗くて良く見えない。しかもこのトンネルの出口の道は真っ直ぐ伸びていず、トンネルを出ると目の前は直角に舗装道路が走っている。もし車で走ってきたら、確実に事故を起こしそうだ。振り向くと僕の右後ろにブンタが寝転んでいる。何故かそこだけにウッスラと光が当たり、ブンタのノンビリした顔とキジトラの美しい?模様がはっきり見える。


普通例えば「トンネルを抜ければ、そこは雪国だった」のようなイメージを持つが、この夢は「トンネルを抜けても、そこは暗闇だった」でちょっとガックリだ。僕らはそこで左か右へ進まなければならない。暗黒のトンネルに戻る事は決してしないだろう…。  (2010年1月10日、成人の日)