目覚めて、そして悲しき… (PD-161)

今日は午前11時に月一の医者に行った。このところどうも体調が悪い。どうも食べすぎ、飲みすぎの様相である。本当にセルフコントロールのできないクソガキだ。いやクソジジイだ(自分のこと)。案の定クレアチニンの値が3.75に上がっていた。何しろ自業自得である。文句の言いようがない。その他はよくコントロールされている。血糖値も血圧も…。今日は放射能雨?が降っているので早く家に帰り、電気ストーブの前でブンタと一緒に寝てしまった。ふと目覚めると午後6時。それからまた寝てしまい、なんだか悲しい夢を見て目覚めたのは午後6時40分。こんな短い時間の間に二本の夢を見てしまった。

はじめは腐れ縁のNGと何かの会合で一緒にいる。会合の後NGがその会合から別の集まりを召集する。どうも趣味の釣り旅行のようだ。結構遠くまで行く。群馬県とか、何とか洞窟に潜るとか?本当は出なくてもいいんだが、僕は出てNGを含め数人のリーダーの話を聞く。本当はこの集まりのリーダーのNGに反感を持っているが、一応おとなしく聞いている…。そのあと僕は雪の道を歩いていた。どうも札幌の街だ。チャリを2台も押して。そして近くのおばちゃんの飲み屋に寄ろうとする。そのためにその先にある親友TJの家の前に自転車を置く。呑み助のTJはもう家に帰っている。

狭い玄関の前にTJの薄緑のコートが雪をかぶっている。僕は自転車を2台きれいに並べ、雪の中に押し込む。そしてそのコートを、玄関をガラガラあけその中に放り込む。「失礼しますヨ」とか言って。そして僕はそのまま飲みに戻るが、TJの家の犬が僕についてくる。首輪はしていない。茶と黒の中型犬で何とも可愛い奴だ。僕は追い払おうとするが犬はそんな事は構わない。僕の周りを楽しそうに走りながらついてくる。TJの家の玄関がガラガラ開き、可愛い妹が?顔を出す。でも僕はカッコつけて振り返らない。


何だか30、40分の間に、昔懐かしい友達に会うもんだ。死んだNGは小憎らしい顔を見せたが、TJも妹も顔は見ず、いるという雰囲気だけだった。彼は果たして生きているのか?死んでいるのか?もし死んでいれば、彼らが新たな死人仲間の僕を迎えるのか?飲み屋のおばちゃんも学生時代以来だ。もう当然あの世に行っている。今日は変な時間に、懐かしい人たちの夢を見た。夢で会い、そして目覚めて悲しき…。  (2011年3月22日)