奇妙な暗合? (BD-12)

実はここ数日以前の僕のブログを調べていた。多分半年以上前に聞いた、突然5月7日の声(あるいは6日か20数日?)。5月7日といえば飛び石連休の最後の土曜日。皆遊び疲れで呆けている。これは夢ではなく突然僕の頭の中に響いた声だ。だから不気味である。そして3月11日のあの大震災。僕はそのことが急に気になって、以前のブログを4月から調べ始めた。しかし5月7日の記入は見つからなかった。確かに自分では書いた記憶があるのだが?ヒョットすると僕のもう一本のブログだろうか?その時はジュセリーノの9月15日の横浜大地震を気にしていた。つまりあの声は9月15日ではなく、5月7日を(あるいはその近く)示唆しているのか?そのために膨大な量の?自分のブログを調べた。でも出てこない。その代わり、何だか変な事に気がついた…。

僕の夢日記の9月11日分の人間原子炉の夢と、9月12日のヨットレースの夢、及び9月15日のど派手人形の夢だ。これらの夢は何だか怪しい夢の一群だった。それとよく考えてみると9月11日は3月11日のちょうど半年前だった。ヒョットすると今回の大震災と何か関係があるんだろうか?とにかく変わった夢だったので、今でもよく覚えている…。

まず9月11日の夢は「人間原子炉」の夢だった。深さ10M位の深い竪穴がずっと続いている。その穴の底にホッソリした若い女の子がいる。その穴は黄土色で(多分関東ローム層)その穴と直角に何本かの枝道が掘られている。僕はこれを巨大な地割れの暗示かと書いている。そしてその女の子は巨大なパワーを持っている。彼女の中に赤黒い太陽が見える。つまり人間原子炉のようなものか?彼女が望めば火が燃え上がるし、爆発も起こせる。その赤黒い球体は表面は黒くブツブツしているが、内側からオレンジ色の炎が噴き出している。まるで高温を発している核燃料のようだ。場面は切り替わり、街の薄暗いバーの中で、中年の男性がカウンターに腰掛けウイスキーを飲んでいる。そして男は黒っぽい背広とネクタイをしている。その足元に若い男が縮こまって倒れている。この青年は熱で死んでいた。そのカウンターの男もやはり赤黒い太陽を持っていた。まるで彼らは原子力発電装置のようだ。そして女の子の方は地割れに閉じ込められているようだ。あるいは自分の意思で穴の底にいるのか?

9月12日の夢は「ヨットレースの夢」だ。ヨットは相模湾を横切って横浜に来る。つまり南西から北東方向に向かう。しかし面妖なのは、海辺の道を車で逆に走るスタッフがいる。つまり北東から南西に向かっている。僕のブログでは、地震にこじつければ、海では南西から北東に大波が走り、逆に陸では北東から南西に亀裂が走る。つまり震源は二つある事になる。(今回も震源は確か宮城沖と福島沖で?多少の時間差があった)さらにこじつければ、津波は南西から北東方向に、地割れは北東から南西に広がる。場所は実際はもっと北寄りだったが、地震津波の実態はどうだったんだろう?

9月15日の夢は「ど派手人形の夢」だ。一人の女性が込み合った画面の中を、右上から左下へヒョコヒョコと歩いて行く(あるいは逆か?自分でもやや混乱気味だ)。女性といっても何だか縫いぐるみのような派手な格好をしている。プクプクと丸まって、ど派手な着物を着ている。鮮やかな赤や青や黄や茶や、その他の色がゴチャゴチャした、つぎはぎのような格好をしている。そしてブログにはこれは夢ではないと書いてある。この時も頭の中のイメージなのか?これも例のあの津波の痕跡を見れば何となくイメージと合致する。とにかくバラバラの色とりどりの木片、瓦礫がゆっくりと流されていた。その中に車も家も見えた。つまりあのプクプクおばさんは津波の大破壊の象徴なのか?


とにかくこの3つの夢は何だか地震津波原発の事故を象徴していたのかもしれない。しかも震源は二つ。しかもちょうど半年前だ。それにしても何だか異様で忘れられない夢とイメージだった。それだからこそ5月7日(あるいはその近辺)が気になる。近々横浜・東京がドガ〜ンと大きく揺れる?ああ何と恐ろしいイメージか…。  (2011年3月17日)