農業イベント (PD-174)

今日は懐かしい顔が並んだ。全農と大手広告業?AK社の連中だ。全農のやり手HR氏が農業イベントを始める。農産物展か全国物産展か、それとも地域PRイベントかよく分からない?会場ではブースディスプレイが上手く進んでいる。何処の業者だろう?設営作業は順調に進んでいる。そしてAK社のMTが手伝っている。多分全農管財のKD氏もいる。作業は上手く進んでいるようだ。その中で僕は傍観者のようだ。近頃年も年だし(67歳)体も不調だし(腎臓病)もう僕自身が駆けずり回って仕事をやるという気がしない。だから近頃僕は単なる傍観者の事が多い…。

会場の片側にはスキーゲレンデが造られている。そこは屋内なのに。そこに突然石油大手の御曹司IMが女性を伴って現れた。彼もAK社の営業マンである。僕のテニスイベントの時担当をやってくれた男だ。色が真っ黒で眉が太い、まるで大昔のチョウソカベのようだ(漢字が出てこない)。土佐の戦国大名で四国を統一しようとしたが、秀吉に止められる。その後関が原で西軍につき没落する。僕はIM氏の顔つきを見て、勝手にチョウソカベみたいだと思った。彼の連れている女性は奥さんだろうか?彼は偉い男で、御曹司でありながら広告業に入り、奥さんも普通の女性である。つまり既定の出世路線に走らず、結婚も自分のガールフレンドと結婚した、当たり前といえば当たり前だが、実に爽やかな男である。(つまり人間の出来がいい)

その二人がスキーをはきゲレンデを滑り始める。そしてゲレンデの谷のほうへ降りていく。室内の筈なのに山も谷も有る?その辺が夢の気ままで不条理な所だ。この夢は何だか凄く懐かしい…。近頃こういう夢を見ると多分こんな事が起こっているのだろうと考える。全農のHRとAK社のMTが久しぶりに飲む。そして僕の噂話をする。あいつは変な奴だったと。その想いが僕の夢に繋がる。僕は昔は彼らとよく農業企画でやり取りをしていた。結局どれも成功しなかったけれど…。アグリパーク・プランやクラブJA企画など。そしてアグリパークは名前だけは全国に広がった。クラブJAのほうは結局全農タウン?という小さな仕組み、事業になった。僕の提案はアウトソーシングの大型企画で、それが全農には気に入らなかったのだろう。この企画は大手情報企業や大手流通業等の出資企業もついたので、全農は主導権を取られるのを警戒したのだろう。そして自分の手の内で小さな事業を始めた。僕の情報や流通を絡めた大きな事業構想は実現されなかった。でも近頃よく分かってきた。自分の理想だけでは事業は決して成功しないと。新しい事業は色々な企業や人、そして複雑な利害が絡み合うビジネス・コンプレックス?である。だから簡単に理想通りには進まない…。

でも僕は次から次へと企画を書き、その幾つかは実現させたので、自分の履歴をあまり後悔はしていない。企画の実現率なんかは10%を切る筈だ。大体そんなに欲をかいては自分の身が持たない。事実今僕が糖尿病から腎臓病へと体調を崩しているのも、元はといえば自分の会社で無理をした事が祟っている。つまり僕の糖尿病はもう18年も引きずっている。だから逆に考えてみれば僕は結構しぶとい。しかし腎臓の悪化で僕の体調は危機を迎えている。医者にすぐ入院しろと迫られ、その費用もない状態だ。それで死んだ父や母が心配し、夢の中で色々動いてくれている。数日前も雪の集落の中に僕と母と父がいて、僕はズルをやってか?大金をせしめ車で逃げてくる。その時は母が金集めを手伝う。そして雪の原は僕にとっては質の高い事の象徴だ。僕は逃げた先で金を隠し、今度は一転、別の地域の茶色い岩山を登り始める、それは覆いかぶさるような急な斜面で、頂上ははるかに遠い。僕はその岩山が崩れる危険性を感じ、その急斜面から撤退する。というような何だか難解な夢を見た。この茶色の岩山や、急峻な斜面は一体何を表しているのだろう?僕の病気が治りそうもない事を知らせているのだろうか?でも別に命は惜しくないからいいや…。


まあ訳の分からない夢をよく見るが、とにかく夢にあまり振り回されないようにしょう。個人的な夢は僕自身の事なのでこれは天命に任せればそれでいい。それより怖いのは世の中に起こりそうな事を示唆する夢だ。実は昨日も今日も内心ヒヤヒヤしている。5月26日、27日?昨日は茨城あたりが数回蠢動していた。どうか南関東や東海に飛び火しませんように。その辺のプレートが大崩壊しませんように…。