ゼリービーンズ (PD-183)

今日はなんでもない夢だ。それもホンの僅かな時間の。僕は教室の後ろに座っていた。隣にはDA社で一緒だったデザイナーのSIさんがいる。彼の夢は初めてだ。彼の机の上にはプラスチックの小さな透明のケースが3つあった。それぞれに茶色のチョコレート・ゼリービーンズ、カラフルな、赤や黄や緑・青・白のゼリービーンズ、同じように色鮮やかなキャンディが入っていた。彼はこれを売っているらしい。僕はそれらを注文する。何故かそれは15、6万円もする。僕はそれを別に高いとも思っていないようだ。夢はそれだけだ。僕は昔甘いもの、それも外国製のものが好きで、ハーシーのデカチョコやチョコレートヌガーを時々買った。マースやミルキィウェイなどを。多分小さな頃にこれらを食べた事が忘れられないんだろう。ゼリービーンズも時々買った。色が綺麗なのに惹かれて。だから先日も伊勢崎モールでマースを買い、それを僕の別ブログにも書いた程だ。「懐かしのMARS」と…。

でもなんでSIさんの夢を見るんだろう。それも初めて。彼は実は僕と似たような経歴の持ち主で、どこかの教育大を出て(昔の学芸大)やはりデザイン科で、初めどこかの教師をやって(僕は教育実習しかやらなかった)その後デザイナーになった。僕は途中で転向して営業になったが、彼は最後まで一介のデザイナーだった。そして地味な仕事をやり一生を?過ごした。DA社では出世しないほうが安全であった。下手に仕事の出来た僕は取締役になり、途中で部下のクーデターで社を止めざるを得なかった。彼は社内の釣りクラブに所属し、釣りに酒に楽しい時間を過ごした。考えてみれば彼の生き方のほうが正解である?多分今はフルの年金を貰い悠々自適だろう。でも何故突然彼の夢を見たのか?まさか酒の飲みすぎでポックリでもあるまい。たとえポックリでも僕の所に顔を出す義理はない筈だが…。