子育て優遇企業 (SD-56)

若い女性が事務員に採用される。ヒョットするとここは大震災の被災地か?女性は真っ白なワンピースで、下は広がっていてまるでウェディング・ドレスのようだ。逆に事務所の中は真っ暗だ。これはヒョットすると節電か?それともう一つ問題がある。この女性は幼児を抱えている。勤めるならばその子を何とかしなければならない。でもそれは法的に?解決される。この会社は託児所?を設けて子供達の面倒も見てくれる。社会はそのうちそんな事になるのか?それであれば女性は安心して子供を生める。そうなれば日本の人口はジリジリ増えていくかもしれない。でもそんな事を法制化するのはどの政権だろうか?突然こんな夢を見ると面食らう…。

でもこの政策は実現可能な筈だ。この処置は会社側がやるもので、国からはあまりお金が出て行かない。せいぜい多少の補助金位か?下手に金をばら撒くより(子供手当て)はるかに有効かもしれない。今や女性が働く事はごく当たり前の事になった。そうであれば働きやすい仕組みを整備する事が国や自治体の役割だ。でも多分ヨーロッパの福祉先進国ではとっくにやっている事だ。日本もソロソロ地に足の着いた政策を進めるべきだ…。

次の場面は事務所の中で、僕の天敵の企画部長HYがいる。僕と向き合って話し合っている。何とか素直にコミニュケーションが出来そうだ。僕は何とも思っていないが、彼が僕を敵対視していた。これには深い原因がある。前の企画部長が会社を首になった時、管理本部長が彼に言った事は「悪い事をやるなら外でやれッ」だった。彼は癖が悪くすぐ業者から裏金を取る。昔僕のスポンサーの企画を書いていたが、業者からクレームが出たので、彼が裏金を取る事を辞めさせた。それ以来彼は僕を憎むようになった。その彼の紹介で入ってきた企画部長である。しかも企画を書けない企画部長だった。彼は悉く僕に反発した。だから本当は今でも僕を憎んでいるだろう…。


でも今日の夢ではちゃんと話し合っていた。彼も少しは大人になったのか?それと僕も近頃仏様のように?有り難くなってきた結果か?それにしても人間の因業の深さには辟易する。僕のほうはいつも単純明快にやってきたつもりだ。でも他人はそうではない。結構陰険に陰謀を張り巡らしたり、裏金を平気で取ったり、逆に仕事を取るため相手に裏金を渡したり、とにかくやる事がいじましい。とにかく一部には必ずそんな男達がいた。こんな事を平気でやるのは、多分生まれ育ちの問題もあるかもしれないが、人間社会は本当に厭離穢土だ。でも今日は良かった。夢とはいえ少なくとも天敵と素直にコミュニケーションが取れた…。