夢のアラカルト (PD-185)

昨日は次から次と夢のアラカルト。近頃夢を見るのも楽ではないし疲れる。初めは出入り禁止のSDの夢。どこかのスキー場の?大きな食堂で、SDとすれ違う。僕はわざとひじでSDをどつく。笑いながら、つまり少しふざけて。奴はむきになってどつき返す。相変わらず単直な奴だ。そしてかなり離れたテーブルでお互いに仲間と飯を食っている。その内食事を終えたSDが家来の坊やを連れて出て行く。そして僕の傍を通り過ぎる。僕は坊やを褒めてやる。(何を褒めたのか?)SDは肩をそびやかして通り過ぎていく。彼はそんな性格だ。でも僕はもうSDをそんなに嫌悪してはいない。相変わらず単直でガキっぽいと思うだけだ。

SDは僕がDA社にいた時卒業したての若者で、動きは凄く良かった。僕は徹底的に彼を使い回した。世界ジュニアテニス大会やテニスレイティング大会の仕事で。世界ジュニアでは2年目には彼をプロデューサーに抜擢した。しかし彼はえばりくさり周りのヒンシュクを買った。つまり人柄にかなりの問題があった。仕事は出来るが人柄は悪い。これは世の中で良くある事である。彼は体育会的な性格で、後輩の学生をアルバイトでよく使い、まるで大親分気取りだった。彼は自分の仲間を異常に大切にする。これは一見良い事の様に思えるが、逆にトラブルの元にもなる。僕は人を使う時は実力で使うので、ミスが多い者は外す。そうしなければ仕事に支障をきたすからだ。でも彼は仲間であればミスっても使い続ける。だからその後色々トラブルが起こった。

そんな事でしばらく後僕は彼を出入り禁止にした。その時彼はハッキリ僕を裏切っていた。そして子供っぽいすぐ分かる嘘を並べ立てる。僕は面倒なので彼を出入り禁止にした。一度敵対すると彼は相手を絶対許さない。だから僕も許されざる者だ。でも僕はそんな事はどうでもいい。そして10年以上も過ぎたので、彼の事は本当にどうでも良くなった。でも夢の中ではいまだに彼は僕に敵意を剥き出しにする。ヤレヤレ…もういいよ。

次の夢は小樽の熊碓の海水浴場。僕は次女のYO子を連れて海に入る。砂浜の右端から砂地の海を渡って、左端の岩場の遠浅に渡ろうとする。現実にその海は深いはずだが、背が立たない筈だが、夢なので海の中も膝丈位の浅さだった。そして水はぬるい。僕はその前に岩場の水底を手探りして、幾つかのバフンウニを見つけていた。そして次女のYO子にそれを取らせようとして、海を渡っている。海や山の幸は素晴らしい。その収穫の喜びをYO子にも教えたい。そこは大昔僕の親父が潜り、樽に一杯のウニを取ってきた所だ…。


最後の目が覚める前の夢はオフクロが出てきた。寝ている僕に何かを言い、手に持った細い針をちょうど心臓の位置に?突き刺す。でも夢なので僕は痛みを感じない。その行為は善意によるものだと何となく分かる。僕が人工透析になる前に、僕の心臓を止めるのか?僕をもう彼岸に連れて行くのか?それとも今月20日に予定されている、腕の手術に関するものか?腕の静脈と動脈を繋ぐ手術なのだが、本当は僕はあまり受けたくない。それを心臓の故障で?止めようとしているのか?ヒョットすると僕はもうじき心臓の発作で死ぬのか?でもオフクロがついているので僕は怖くない。何が起きても、どうなろうと。起きると今日も良い天気だ、というより朝から暑い…。