次女誘拐 (PD-194)

我が家の次女が誘拐された。誘拐犯から1000万円持ってこいと言われた。僕は慌てて貯金通帳を持ち銀座の?通り(スズラン通り?)にある第一勧銀に降ろしにいった。でもそこは個人口座は扱っていないとの話。ここは「勧業銀行ですヨ」という。一体いつの時代の話だ?僕は偉そうな男を捕まえて「子供が誘拐された。お金を持っていかなければ子供の命が危ない。硬い事言わず早く貯金を下ろさせてくれ」と言う。でもこの銀行はお役所的でモタモタしている。時間はドンドン過ぎていく。そこで目を覚ます…。  

何だ!この荒唐無稽な夢は?大体僕の口座にお金がある筈はない。それと勧業銀行なんていつの時代の話だ?それとこの支店は、昔僕が一時勤めていた勧銀系広告代理店TAD社の対面にあるが、そこには銀行の支店なんかなかった。あったのは汚いラーメン屋で「味の素」とか言ったっけ?カウンターの下はゴキブリが群れで這いまわっていた。それとこの勧銀が入っていたビル(TADの入っているビル)には、昔懐かしい森永の地球型の?広告塔があり、昔手塚治虫が「旋風Z」の棲家にした所だ。僕はいつの間にか30数年前に戻っていたのか?


でも良くこんな荒唐無稽な夢を見るもんだ。この頃は僕にはまだ次女も生まれていなかった。何時もながら一体誰がこんな夢を見せるのだろう?それとも近々都心のど真ん中で誘拐事件でも起きるのだろうか?でも今時1000万円なんて良心的な?誘拐犯だ。でもそうなると対象は僕ではない。僕は100万円と言われても無理だろう。10万円でも無理か?逆に何と情けない…。