楔(くさび)形の岩 (PD-196)

今月後半は我が人生の反省月間?らしい。毎日のように自分の生き方に関わる夢を見る。どうも自分が完全に社会と繋がりを絶ち、自分の今までの仕事に関わってきた人達との関係を完全に断ち切ろうと自覚した事により、その反作用として?こんな夢を見るんだろうか?どうも人生とはこんなもんだ。それを集約するとこういう事になる、というような総括的な夢を見る?分かったヨ!色々教えてくれて有難う。人生とはくくってみるとこんな程度のものなのか?生きる事の価値はこんな程度のものなのか?あるいは夢はもっと別の事を示唆しているのか?チョット抽象的なので分かりにくい…。

その夢は、人の人生の中に時々楔形の大きな石が打ち込まれる。その人の人生の中に、大きな楔形の石がどんと打ち込まれる。その石はその人の人生に物理的な影響を与える。その人の人生はそんなに大きなものではない。何だか小さな半島のような形をしている。その中に巨大なケーキのように、楔形の大きな石が配置される。それは結構その人の視野をさえぎるし、その人の活動を妨げる。存在としてはやや邪魔なものである。僕はそれに腹をたて、自分で巨大な楔形の石を持ってくる。その石は人工物なので、半島の中で黒々と幾つも配置され、自分の活動の大きな制約になる。そして自分であつらえたものなので、その存在が消える事はない。


自然におかれた楔形の石は何年かすると消えてしまう。その色も真っ黒ではない。自然石でやや苔むしている。それは例えば季節ごとに必要な知識を与えようとして、若い女の子の前に出現する。まるでシーズン・インストラクターのように。人生の中の半島でこの楔形は時々この半島を占領する。でもそれはその内消えてしまう。でも僕の持ってきた人口の石はいつまでたっても消えない厄介者になる。しかもいつまでも黒々としている。でも自分で何を言っているかよく分からなくなってきたが?夢の情景を説明するとそういう事になる。近頃は本当に困ったもんだ。夢の中の荒唐無稽。もう少し分かりやすい夢を見せて欲しい…。