お相撲さん (SD-64)

僕は何かのトラブルに巻き込まれている。どうも相撲の関取のカタログを作る仕事で、何人かの写真がなかった。僕の目の前に3人の関取が現れる。顔中ヒゲだらけの関取や赤ら顔の関取やもう一人も何か特徴があった。彼らは何故か怒っていた。僕は彼らを、持っているデジカメで写真を撮ろうとした。でも素人では多分上手く取れないだろう。僕は夢の中で考える。これはまず相撲協会?の床山にチョンマゲを結わせ、あのヒゲだらけもヒゲをそり落とし、相撲協会のカメラマンに写真を取らせればいいと。初めの夢はそこまでである。

でもなんで突然お相撲さんなのか?つい最近八百長事件があったばかりなので、これに関連する夢か?相撲協会と3人の関取がトラブルになるのか?確か今訴訟事件も起こっているようだし。でもそれにしてもその内の一人は見事なヒゲであった。顔の輪郭を黒々したヒゲが覆っていた。でも普通相撲取りはこんなヒゲは生やさない。こんなヒゲでは多分土俵の上にも上がれないだろう…。

その次の夢はこの夢と関連があるのか?自分の住んでいる部屋に近所のガキ共が押し寄せて来るので、僕は部屋を逃げ出す。そして並びの2軒先の細いビルの最上階、5階に上がる。僕はそこでガキ共に見つからないよう、積み上げてあるガラクタや毛布の陰に隠れた。何故か僕の女房も一緒である。ガキ共は5階まで上がってきたが、僕を見つける事が出来ず降りていった。でもしばらくすると誰かが上がってくる。それはDA社で一緒だった、駄洒落好きの大人しいデザイナーAYさんだった。何でこんな所にAYさんがいるのか?でもこれは夢だから何でも有りだ。それに僕を追っかけまわしていたガキ共は一体何だろう?僕と遊ぼうとしたのか、僕を脅そうとしたのか、それとも何か別の理由があったのか?


今夜もお相撲やガキ共など、意味不明の夢に惑わされる不条理な一夜であった…。