中国の緩和政策 (SD-66)

たまあに中国の夢を見る。中国大陸の地図が出て来て、そこを何千キロも移動するなど、やはり荒唐無稽な夢だ。今日の夢もよく内容の分からないものだ。僕はどうも中国のテレビタレントらしい。近頃中国共産政権はタレントやマスコミに声をかけて、彼らへの協力を要請しているようだ。僕も中国政府に仕事を貰う。マスコミ、タレント等を取り込んで、それを広報で流し、国民の政府への反感、不満を和らげようとしているようだ。まるで一時代前の日本のタレント候補乱立の時のようだ…。

その後僕は取り込まれるのが嫌で、何か自分でその仕事をゴチャゴチャ操作する。そして中国政府と交渉する。いずれにしても何だかよく分からない夢だ。しかし共産中国もこのまま一党独裁強権政治を続けていけば、いずれカダフィの二の舞にならないとも限らない。何しろ相手は13億人だ。多分今の共産政権で得をしている人間は一割程度ではないだろうか?あるいは一割にも満たないのか?それ以外の人達は貧しさと格差に泣いている。だからいずれにしろ国民の不満を抑えるべき、有効な手立てを考えなければならない筈だ。中国に「アラブの春」が影響を与えない筈はない…。


近頃の世界の難しさは、国民の為という理由で政権を取った者も、その欺瞞は通用せず、独裁、恐怖政治も通用せず、民衆の反対で政権が転覆する事である。しかも政権転覆後の政治形態が分からない。国民の不満で政権が倒れても、それが何処へ行くのか分からない。民主主義か、新たな独裁あるいは軍事政権か、イスラム狂信主義政権か?だから今や世界の政治状況は混沌としている。下手な方向へ進めば新たな紛争の火種となる。あるいは部族間同士のどうしようもない争いになる。中国もどうか良い方向へ進んで欲しい。13億人と巨大な軍備を備えた内戦は多分世界を破滅させる。それにしても何だかよく分からない夢だった…。