彷徨える夢 (PD-223)

近頃の夢はどうしようもない…。MTD(またかいドリーム)の逡巡である。僕の腎臓の数値も最悪になり、クレアチニンが8.0を超え、これ以上放っておくと心臓に水がたまり、心不全心筋梗塞を起こしかねないので、もう諦めて人工透析を始めましょうという事になってしまった。そして1月31日には入院する事になった。だから僕としてはお先真っ暗である。だから近頃の夢見も凄く悪い。希望のない、出口のない状況を繰返して夢に見る。でも僕はまだ絶望していない。1月末には、27日には僕は68歳になる。という事はもう結構長生きした事になる。だから凄く悔やむほどの年齢でもない。癌の人などは今でももっと短命である…。

今朝の夢も昔を彷徨っているような夢だ。僕は駅で高い切符を二度も買うが、二度とも乗りはぐれて?しまう。その駅はまたどうも御茶ノ水のようだ。どうして時々御茶ノ水が出て来るんだろう?それが良く分からない。それでも僕はどこかに着いて、神保町辺りか?そこで僕は不動産屋を始める。そして駅の近くのビルの部屋の賃貸の営業をする。不動産は今まで広告屋としてずっと手がけてきた仕事だ。大手のMFHやAKFを手がけてきた。あるいは昔勤めていたDA社の仲間との夢や、昔住んでいた団地の仲間との夢など。とにかく懐かしい?人達が出てくる夢を見る。つまり僕は過去を彷徨っているようだ。近頃は未来を示唆する夢は中々見せてもらえない…?

でも人工透析を受けたからといってすぐに死ぬ訳でもない。10年も生きれば長生きのし過ぎである。でも心配なのは大地震でも起これば、受けている治療が受けられず症状が悪化して死んでしまう事もある。これは東日本大震災で実際起こった事だ。でもそうなればそれはそれでやむを得ない。そういう大災害では多くの人が被災し、災害による死亡件数も多い…。とにかく人口透析を受ける事は、時間と行動を大きく制約される。だから僕の人生は今後大きく制約を受ける事になる。でも仕様がないか?これは自業自得でもある。僕の今までのライフスタイルがこの結果を招いた。僕は働いている時は自分の体を犠牲にしてきた。仕事を中心に生活、人生を組み立てた。それが結局悪い結果をもたらした。只それだけの事である…。


糖尿病もその結果だが、僕は糖尿病を馬鹿にしていた。その副作用の恐ろしさに気が付かなかった。まさか腎臓に来るとは思わなかった。だからこれは自業自得であり、大いなる油断であった。でももう遅い。僕は自分のある意味いい加減なライフスタイルと、体の取り扱い方法で自らを損傷させてしまった。無念といおうか止むを得ずといおうか…。