住吉神社は何処だ? (PD-224)

昨晩は色っぽい夢?を見た。僕は何処かの劇場のような暗がりの中にいる。一番後ろの左端の席だ。僕の隣には品の良い小柄で細面のご婦人がいる。気がつくと劇場中の人がキスをしている。これは恋愛講座か?宗教団体の集まりか?隣のご夫人も僕に唇を寄せてきた。初めは少し唇が触れた。僕は少し積極的になり相手の口を吸い舌を入れようとした。でも相手の口は凄く小さく、おまけに入り口で小さな舌が僕の侵入を防いでいる。ご婦人は鼻が高くスッキリした顔をしているが、さほど美人でもない。そこで僕は目を覚ました。相手の唇の何とも頼りない感触が生々しい…。

それから起き出し簡単に食事を摂り、何時ものようにカリカリ林檎一個と餅を焼き、海苔で巻いたものを一枚食べ、腎臓の薬を飲み、何時もの朝ドラを見てまた眠りに着いた…。僕は小樽の住吉神社の脇にいる。そして境内の方に降りて来た。でも神社は見つからない。下は少し白いので雪だろう。しかし地上は汚物で満ちていた。そしてその辺を幾ら歩き回っても住吉神社には辿り着けない。とにかく汚物に満ちた広大な土地だ。僕はその辺にいる住民らしき人に住吉神社は何処か訊ねる。でも誰も知らないようだ。僕は広大な汚物の地で途方に暮れる…。

とにかく嫌な夢だった。僕は自分の幽界の中で道に迷ったようだ。本当は住吉神社は分かりやすい位置にある。南小樽駅とそこを真っ直ぐ降り岸壁に行く道の反対側、旧札樽国道を渡ったすぐの所にある。神社の後ろにはこんもりした鎮守の森もある。住吉神社が見えない事は、そこが汚物にまみれている事は、僕の守り神に見放された事なのか?そうであれば住吉神社の祭神は誰なのか?死んだ父が仕えている八幡様のご加護が無くなるのか?それとも小樽に何か大事故が起きるのか?


でも画面は雪の原でとにかく汚物でまみれている。そして点在する家々は皆ボロボロだった。だから大災害の瓦礫の山でもない。とにかく汚らしい嫌な夢だった。ヒョットすると僕の病気、腎臓の障害で人工透析を受ける事と関連があるのだろうか…?でもあまり今から脅かさないで欲しい。それとも人工透析を受けてはいけないのか?素人の僕には良く分からない、判断に苦しむ夢だ…。


※小樽住吉神社:祭神は住吉三神=底筒男神・中筒男神・表筒男神息長帯姫命(オキナガタラシヒメノミコト、神宮皇后)。海の神、航海の神だという。住吉は元々スミノエと読んだ。どうりで僕の住んでいた小樽の町は住之江町だった。スミノエとは澄んだ入り江の事であり、古代の天皇即位の清めの海を表わすという。それと神宮皇后は三韓征伐の伝承で?有名な人だ。その名の通り息長(おきなが)氏で、近江の大豪族だ。そして彼らは大陸系の渡来人で新羅の王子アメノヒボコ→越の国→近江王朝の系譜に繋がる者達だ…。