見知らぬ男達 (PD-226)

昨日は見知らぬ男の夢を見た。とにかくツルツルの顔と頭をして、どうも僕のセールスの上司のようだ。「お前ちゃんと売ってこいよ」と僕に言う。一体何を売るのか?それとこんな顔は初めて見た。本当にツルツルの顔でチョット薄気味が悪い。でも髪の毛は多少残っていた…。

一昨日もやはり見知らぬ男が出てきた。僕らの部屋で彼は僕ら夫婦に問いかける。「薬を飲んでいいか?」僕らには何の事か分からないので返事の仕様がない。医者の薬なのか?それとも麻薬のようなものなのか?そしてやはり今まで見た事もない男だった。どちらかというと四角い顔で、大柄で60台の多少やつれた顔をしている。髪は天然パーマかかなりクシャクシャで、少しグレーがかっている。

でもどうして二日続けて見た事もない男の夢を見るのか?ヒョットして彼らは近い将来僕と出会うのか?でも何処からこんな顔を作り出すのか?夢の、幽界の想像力は大したもんである。今までも何度も現実ではありえない情景を見せられた。例えば東日本大震災の時の数回の不可解な夢。地下10メートル位の粘土層の深い穴の中に、その穴は長く続く穴で、その中に人間原子炉がいた。若い女性で、着衣の色はもう忘れてしまったが、彼女の身体に重なるように、赤黒い燃える球体が重なっている。その後には町の薄暗いバーで、今度は黒づくめの男がバーのカウンターに座っていて、やはり赤黒い球体が見え、一人の男がその下で焼け焦げて死んでいた…。

あの人間原子炉の不可思議な映像。まるでSF映画VFXのようだった。それでも何の事か分からなかったが、その後か?見事に東電に何事か起こったらしい夢も見せた。僕は仕事仲間のコピーライターのTRと、北の国道から東京に戻ってくる。という事は東京よりは北の比較的近い所で何事かが起こったらしい。僕はこれは大きなニュースネタになると思い某テレビ局に飛び込んだ。でも僕が訪ねようとした営業はそこにいなかった。

でもここまで夢で見せられても、僕にはそれが福島の原発事故とは分からなかった。その時はどうも数日に渡って、大地震津波原発事故に関する夢を見せられていた。だから昨年9月11日前後のブログにはその事が予見無しに?書かれている。町が塩になった夢も見た。その事は旧約のロトの妻の話があったので、それを原爆と結びつけた…。それからちょうど半年後東京も、横浜も大きく揺れた。その時になってやっとこの夢達の意味が分かった。でもどうしてこんなにシュールで抽象的な夢を見せるのだろう?もっと分かりやすく提示してくれればいいのに。僕はエジプトのファラオの夢を解いたヨセフのように頭は良くない。だから自分で見る夢の意味さえ解く事が出来ないようだ…。


こんな事があるから、以前から僕は自分の印象に残る夢、頭に残った夢を書き残している。今でも何件か近い将来を心配する事、夢があるが、自分で確証は持てないので単にブログに書き残しているだけだ…。だから突然見知らぬ男達が夢に出てきても、只単なる夢だとウカウカ安心してはいれないのだ…。