鋭い雪のピーク (PD-234)

たいした夢ではなかった。でも夢のその情景がチョット凄い。僕は野辺の道を歩いていた。左側に川が走り、右側は急な山になっている。しかも夢なので、その山は非常に誇張されている。角度30度位の急峻が聳えている。それは白い雪に包まれ、そしてわざとらしい低い杉の木が?パラパラと群生している。そこから沢山の人が滑り降りてくる。(良く滑れるもんだ。そこはまるで崖だ)

元DA社の仲間もいる。それとJTA(日本テニス協会)のジュニア育成プロジェクトのメンバーもいる。桜田でジュニアを育てていたIAさんも降りてくる。彼女はもう凄い高齢な筈。それと懐かしの名古屋大の?TS先生もいる。彼は僕の傍に近寄ってくる。そして僕にニッコリ笑いかけた。とすると、例の怪しいドクターMEもいる。何だ何だ!ジュニアチーム勢ぞろいか?僕に何の用があるんだ?懐かしいけれど意味不明の夢だ。

怪しいMEは人柄も悪かった。皆で打ち合わせをしてその後酒でも飲むと、彼は支払いの時になると必ずトイレに姿を消すそうだ。何だか人品の卑しい人だ。彼はT大出の一流薬品メーカーの研究員だ。だから高給取りの筈で決して貧しくはない筈…。でも飲み食いに関しては必ず人に払わせる。それと彼の得意の言葉は「私は知恵を出すから貴方はお金を出しなさい」だ。だから彼の周辺ではいつもトラブルが絶えなかった。でもどうしてこんなにみみっちいんだろう?余程生まれが悪いのか、貧しかったのか?でもいいや、僕は彼を随分前に出入り禁止にしたんだから…。


この頃僕は人工透析で大人しく暮らしている。だから見る夢も昔を懐かしむ?夢ばかりなんだろう。でも出来れば余り不愉快な人の夢は見せないで欲しい。昔の嫌な事を思い出すのはもういい加減に飽き飽きだ…。