親父出動 (PD-236)

今朝も2本の夢。初めの夢は、僕は杉の生えている山にいる。そして近くのオジサンとトラックに乗り山を下る。そのトラックは頑丈で運転席は長方形の横長で、まるで装甲車のようだ。僕らは若葉町の通りでゴミを回収する。どうやらこれは清掃車なのか?僕はそこで車を降り角の梅ノ木アパートに入る。ここは僕が若い頃10年位も?過ごした懐かしいアパートだ。でも僕が入ったのは一階で(実際は二階に住んでいた)間取りは札幌の社宅だ。何しろ夢だから中身はごちゃ混ぜだ。でもこの若葉町にはすぐ傍にラーメンの珍満があり、マル正の傍には美味しい洋食レストランもあった。

アパートの入り口を入ると奥に茶の間があり、その奥が台所で、さらに台所の奥には風呂がある。そしてちょうど女房が風呂から上がった所だ。この家は風呂の出入りは台所の隅でやる。僕はすぐ家を出てまたオジサンの装甲車に戻る。でもこのオジサンは一体誰だろう?そしてこの装甲清掃車は一体何だろう。そして僕がいた山は一体何処だろう…?

次の夢は起きがけだ。僕は神田ファミリーの中にいる。僕はどうもまた入院するようだ。今度は何の病気で入院するのだろう?そしてこの家にはお袋や姉や親父までいる。何だか穏やかではないぞッ。この家は多分札幌の社宅だ。そして親父が入院する僕に3万円を渡してくれる。入院中は多分何かと金がかかるんだろう。でも親父も出張しようとしている。しかも親父の格好と財布はボロボロで、僕に3万円渡すと財布の中には汚い1000円札が2枚しか残っていない。僕は親父にその3万円を返す。「YO子から貰うからいいよ」と言って。

でも親父はKAファミリーの頭領だ。我が家だけではなく、広くKAファミリーに頼られている人だ。だから親父のやり方に反対するのはいい事か悪い事かは分からない。ヒョットすると親父と見えたものは、現在頭領たるべき次兄かも知れない。本当の親父にしては何だかみすぼらしい。でも次兄は今、癌で胃を切り取って、札幌に一人で侘しく暮らしている人だ。あるいは親父の顔を立てるため、1万円だけを貰い後はYO子に貰えばいいのかも知れない。YO子は僕の次女で、僕にとっては守護天使のような娘である…。


それにしても親父が出てくるのは穏やかではない。しかも何だか彼は貧しそうだし。でも本当は親父は、現役の頃は専務で高給取りだった。それにしても僕の新たな入院とは一体何だろう?そして親父が出てくる程お金が必要なのか?今僕は週3回人工透析に通っている。その上さらに何かの病気にかかるのか?でも親父が出てくる位だから、事態は深刻なのかも知れない。やれやれ近頃は本当にろくな事がない…。