不安と邂逅の諸夢 (PD-242)

昨日は11時頃寝て、トイレに2度起き、朝の7時までぐっすり眠った。その間にゴチャゴチャと色々な夢を見た。その中で不安な夢は、僕の姉が布団で寝ているが、気付くと姉は90歳位の老婆になっていた。髪の毛は薄く見事に真っ白だった。顔の形もかなり変わっていた。まるで姉ではないような。姉に何かなければ良いが…。

そのあとは突然懐かしい顔が出て来た。以前住んでいた金沢区並木2丁目で、家族同士で付き合っていたANAのHTさんと、若手やり手弁護士のTKさんだった。僕は彼らとゴルフをやるため同じ部屋に集まる。夢なので彼らはまだ若い。どちらも30代に見える。つまり昔のままだ。懐かしいというべきか、戸惑うというべきか?

彼らとは家族同士の付き合いだが、気の合う5〜6家族が、いつも一緒にテニスをやったり、正月には家族新年会をやったりしていた。夢では出て来ないが、僕の対面ドアの元船乗りのMTさんや、税理士のAGさんや、東芝のコンピュータ研究者SZさん、大学教授のFYさんなど、皆若く多士済々だった。うちの女房や子供達は今でも友達付き合いをしている人もいる。僕はいつも人付き合いが悪いので、今は年賀状のやり取りだけで疎遠にしている。例えば新年会をしていても、周りの喧騒の中で、僕はいつも大人しくニコニコしていたと娘は言う。どうも僕はそんな存在だったらしい…。

でも古い友人が突然夢に出てくると、懐かしいが多少の戸惑いもある。突然何故夢とはいえ出現するのか?実は先日ブログで書いた“広報部長の訓告”で、僕は彼に手紙を出し、「夢とはいえ僕を叱責してくれて有難うございます」と礼を言った。そして別に返事を期待していなかったが、さすがに人格者。昨日丁重な封書が届いた。その中でKJさんは僕に「突然どうしたのですか?」という問いかけをしてきた。まあ無理もない。夢を見て手紙を出すなど普通非常識だ。そして僕の人工透析について「一病息災です」と書いてあった。

さすがにサラサラと簡明にまとめてある。手紙によると彼も今だ会社勤めで(多分社長か会長)やや健康を損ねているとの事。能力のある人は高齢でも働かざるを得ないんだと、僕は変な所で感心した。という事でこれからも僕は夢の中でどんな人と出会うか分からない。素晴らしい人もいれば、天敵や嫌な奴もいるだろう。それと何だか訳の分からない荒唐無稽な夢、たまあに見る災害などの予知夢…。近頃は残念ながら、夢の中でも退屈しない人生だ。


※姉の事が少し心配だったのでメールを入れたらすぐ返事が帰ってきて、畑仕事を無理し過ぎたとの事。昨日は一日寝ていたという。なるほど90歳の老婆になっていたのか?もう70数歳なんだから、あまり無理をしない方がいいのに…。