MTDテニス版(PD-247)

今朝の夢はいつものMTD(またかいドリーム)テニス版だった。MTDにはこれとDA社版がある。そこで僕はいつも、DA社版では社内の内輪もめ、つまり権力闘争や、テニス版ではテニスイベントの運営などをやっている。今日はテニス版なので地域テニスイベントの話だ。つまりマイナーなテニス大会の話だ。実際僕はテニスレーティングというアメリカのテニスプレーヤーの、クラス別大会をそのシステムと共に日本で、DA社で立ち上げ全国で地域別大会を開いていた。一年後には会員が1万人を超えたが、それをそっくりパソコン毎JTA(日本テニス協会)に渡してやった。JTAが常に資金不足に喘いでいたからだ。でもこのお馬鹿協会のその時の専務理事は、プライベートな理由でこれを他社に渡してしまった。以前お金の世話になったので、この仕事を上げるという事だそうだ。何とレベルの低い、モラルのない専務理事だった事か…。

今日は珍しくマイナーなテニス大会だ。何処かの地域で、僕は珍しくデサントと組んでいる。デサントのテニス選手が僕に会社の悪口を言う。仲間の同僚達は迷惑顔だ。サラリーマンは何処にでも自分の会社の悪口、不満を言う奴が必ずいるものだ。あるいは殆どの人が不平不満か悪口を言う。でも日本の会社はそれだけ悪く言われる理由もある。例えばオリンパスがいい例だ。日本の企業は独善的で保守的で且つ派閥的である。しかし僕は現実にはデサントとの付き合いはなかった。だからこの選手も知らない。僕が実際スポンサーとして付き合っていたのは、ブリヂストンがメインで、あとはアシックスやゴーセン、ウイルソンなどだった。ダンロップは関西の企業で、僕とはどうしても折り合いが悪かった。

でも彼らはどちらかというとボールやウエア、用具のサプライ(提供)で、実際の冠スポンサーはNTTやNTTデータ東芝日本IBMなどだった。この不平タラタラ選手もこの大会に出るようだ。どうせ全日本の、つまりJTAの高位ランカーだろう。でもテニスは国内ランキングは国際的に通用しない。やはりATP(世界男子選手協会?)の大会でのし上がらなければ、テニスでは食っていけない。だから日本の選手は、殆どは会社勤めのアマである。松岡や錦織はむしろレアケースになる。

僕は彼らとイベント会場に向かう。すると会場のテニスコートの土手に懐かしいAK社のSHさんがいる。彼はAK社で住宅事業部を育てた営業のボスであった。しかし清廉潔白な人で、社内の主流派閥に属さなかった為、本社に戻った時社長にはなれず、確か常務どまりだった筈。でも僕は彼が大好きであった。彼も僕を突貫小僧といい、可愛がってくれた。だから僕はこの会社を営業開発し数億単位の仕事をさせてもらった。夢の中で彼は急な土手に取り付き、何かやっていた。鉱石採集か、それとも地層を見ているのか?彼はその内土手を降りてきて、ラケットを2本とスポーツタオルなどを抱え、大会会場のほうに歩いていった。あの年でこの大会に出るんだ!そして途中僕にニコヤカに話しかけた。

ああ懐かしい。でもどうして突然夢に現れるんだろう。彼に何かなければ良いが?彼ももう相当の年だ。僕のデザイナー〜営業稼業では、数人の人達の大きな好意に助けられている。AS新聞のTMさん、以前話したヒューマンハーバーのAKさん、彼は人間接着剤をモットーにしている。さらにAK社のSHさん、大手通信会社NT社の代表取締のKBさん。彼も僕を面白い事をやる奴と評価してくれていた。普通広告屋などは男芸者みたいなもので、そんな高い評価はしてくれない…。


だから僕は大手企業のトップには可愛がられたが、その為?現場には煙たがられた。日本のサラリーマン社会は物凄いものがある。企業のトップはスーパーマンで、現場の者はまともに口も聞けない。つまり彼らは昔のお殿様だ。しかし僕が彼らと軽口を交わすので、現場の人達は目をむいて僕を見る。でも幾ら偉いと言っても、所詮は同じ人間だ。でも今日の夢はチョット不安である。僕の大好きなSH親分に何かが有ったのか?チョット気になる夢だ。安否確認の為、手探りで暑中見舞いでも出してみようか?「お元気でお過ごしでしようか」と綴って…。