誇大妄想的… (SD-80、要記憶)

今朝は5:45に目が覚めた。普通であれば簡単に朝飯を食いもう一眠りする所だが、今朝は起きだして僕の部屋のカーテンを開けた。ランドマークと団地の高層棟の間から、見事で真っ赤な朝日が昇りだした。これを見れただけでも、早起きした価値はありそうだ…。

そして僕はすぐPCに向かいだした。今日の夢を忘れない内に書き出しておこうと思ったからだ。近頃どうも荒唐無稽だけではなく、誇大妄想的?な夢も見る。まるで僕が以前仕掛けていたような、大きな仕掛けが夢によみがえる。ヒョットすると以前僕に憑いていた守護霊?が舞い戻って来たのか?でももう僕の体は自由ではない。週3日間は病院に貼り付けだ。その上体は疲れやすく、今やヨレヨレのボロボロだ…。

始めの夢は政変?の夢だ。政変が起きたのではなく、政変を仕掛ける夢だ。そこはどうも国会内部らしく、床の赤絨毯がやたら目立った。僕は今の内閣の主要スタッフの誰かに、次の首相になるよう耳打ちする。あるいは囁きかける。現政権が行き詰っており、首相が退陣を余儀なくされようとしている。僕はその前に、誰かに政権を引き継がせようとしている。でも例えば現民主党でも、簡単に禅譲とはならない筈だ。多分また党内選挙をやって新首相を決める。でも僕は簡単な首のすげ替えを画策している。僕は一体誰なんだ?

野田がこけるんだろうか?すると次に来るのは岡田か枝野か前原か?でもこれらの3人はそれなりに魅力がある。そういう意味では、民主党にはそれなりの人材が揃って来ている。そして彼ら3人はいづれも組合出身者ではない筈だ。民主党の組合出身議員は最低だ。でも僕も首相も閣僚達も、皆スタッフに取り囲まれていた。とするとこれは陰謀や謀略ではなく、単なる日本人お得意の根回しか?あるいはこれは日本の事ではないのか?いずれにしてもチョット大袈裟な夢だ…。

その次の夢は、僕は何処かのウォーキングコースをスタッフと歩いている。僕はどこかに大きなウォーキング・イベントを作ろうとしている。それは多分東京西部、多摩辺りか?そしてその後僕らは日本歩け協会に行く。でも彼らはこのイベントに反対する筈だ。彼らが以前からやっている、東松山市のイベントが日本で最大だ(今もそうなのか?)。これを上回る新イベントには反対する筈だ。事務所には怖い専務理事は不在で、僕らはすぐにそこを退去した。何故かその事務所は女性ばかりだった。専務理事は何故かテニスのIDさんだった?

でも以前僕が付き合っていたこの協会の専務理事は、ごつい男で癖のある人だった。まるで田吾作丸出しで。だから彼らのイベントに参加するのは、ジイサン、バアサンばかりだった。僕はこの国内最大のイベントの広告代理店として付き、協賛料を1億5000万円集めた。僕はオランダのナイメーヘンで開かれる歩けオリンピックを取材に行った。テレビスタッフを連れて。彼らはルマンを撮っているクルーだった。向こうの大会、つまりオランダ・フォーデイズマーチは大規模で、参加者の年齢層も若かった。そしてコースもウォーキング自体も厳しいものだった。

このイベントはその時点でもう50回をはるかに超えていた。つまりナイメーヘンでは前の戦争で橋をめぐって激しい戦いが繰り広げられ、その時は連合軍が負けたが、町の人達に大きな迷惑をかけたので、その癒しのイベントとしてこの大会は始められた。だからこのイベントでは4日間、NATO各国の軍楽隊が参加する華やかなものだった。彼らはマーチを演奏しながら40キロを4日間歩く。つまり160キロだ。だからとんでもないタフなイベントである。でも日本のジイサン・バアサンイベントと違うのは、参加者の年齢層が若い事である。地元の女子高生もグループを造り参加している。

僕は日本の大会でウォーキングを紹介し、さらに広げようとして、90分の特番を作った。確かテレ朝の放映だった。イベントの紹介やウォーキングの体への効用を科学的に紹介する特番だ。でもこのイベントで歩け協会の専務理事と不和になり、その後イベントの協力はしていない。彼らのイベントは泥臭く、日本民謡が似合う大会だった。僕がウォーキングのイメージアップを図ろうとして、フランシス・レイに作らせた“ウオーク・アクロス・ザワールド”もヒットしなかった…。

僕はその後横浜市に提案し“横浜シティ・ウォーク”を創設した。横浜市も歩け協会の専務理事のアクの強さに彼らを遠ざけた。このイベントは確か3月の春分の日の休日に開かれていた。今はどうなのか?この時は横浜市の「みなと未来21」?記念イベンとだった。だから僕らはこのイベントと一緒に、ベイブリッジ・マラソンのイベントも受注した…。


でも例え夢とはいえ、また大きな仕掛けやイベントを画策する。今や僕の内宇宙はどうしようもない荒唐無稽と誇大妄想に溢れている。誰かが何とかしてくれないと、その内頭が爆発しそうだ…。