10枚のハマグリ?(PD-259)

僕は熊碓(くまうす)の海岸に行く。夢でよく見る小樽の海水浴場だ。初め岩場を通り、少し水にぬれて砂浜に辿り着く。夢だから道はない。本当は旧札樽国道沿いで、大きなトンネルを抜けて行く。熊碓海岸は小さな砂浜の入り江だ。

僕は海に入る。その内僕は海底を歩いている。何故か海底でも息ができる。これも夢だからだ。浅い砂の海底には家具が沈んでいて、白い椅子やテーブルがきちんと並んでいる。僕は海底の砂をほじくり返す。すると大きなハマグリがゴロゴロ出てくる。初めは普通の大きなハマグリだったが、3〜4個ほじくり出すとハマグリの形が変わってくる。

それは薄茶色をした薄い平たい四角い板状のもので、表面はツルツルしている。それは長方形で8センチぐらいの長さだ。僕はそれを合計10枚ぐらい掘り出す。平たい板状のハマグリ。これは一体何だろう?僕は両手でそれを抱え砂浜に上がってくる。そしてそれを入れる入れ物を探す。砂浜を奥に向かって歩いていくと、沢山のテント張りの店がある。そこで僕は入れ物を探している。それは肩ヒモがついた袋のようなものだ。ハマグリが入れば良い。でもそれは見つからない…。

僕の隣には次男坊がいる。僕はもう砂浜のはずれの方に来ている。はずれの方はまた岩場になっており、その突端を回るとそこはもう朝里海岸だ。でもこの平たい大きなハマグリは一体何だろう?僕はそこで目を覚ます。もう11時になっていた。今日は突然涼しくなっていて、すごく寝やすかったんだ…。僕は明け方嫌いなクーラーを切って外の風を入れた。クーラーは涼しいというより、明け方になると体が冷たくなっている。でもどうして女房はそんなにクーラーが好きなんだろう?本当に分からない…。