MTDまたもや(PD-263)

ここしばらくはあまり印象に残る夢は見ていなかった。今朝の夢もあまりパッとしない夢だ。そして相変わらずのMTD(またかいドリーム)。多くの夢の中で一部はどうしても僕の過去に関連する…。

僕は広い体育館でテニスをしていた。床は茶色のツルツルしたフローリングだ。相手は僕の元スポンサーの大手通信企業のKJ部長。彼は小さいが一ツ橋のテニス部出身だ。こちらは僕と僕の天敵SDだ。僕らは距離の長いゆったりしたストロークを続ける。そして夢の中僕は相変わらずうまく打てない。

僕らはストロークを終えて、KJ部長が僕に飲みに行こうと誘ってくれる。僕らは体育館を出ようとするが、僕の靴が見当たらない。僕は他人の派手な靴を履こうとする。そこで目を覚ます。只それだけだが、KJ部長の夢は以前にも見ている。そのとき彼は僕を諌めてくれた。僕はそれで自分の傲慢さに気づき、この年になって深く反省し、しかもKJ部長に謝罪の手紙を書いた。僕は我儘で傲慢でしたと。彼からは今頃になってどうしたんですか?という手紙が帰ってきた。

だから僕は今、今までの自分自身を我儘で傲慢だったと深く反省している。だから天敵SDの事も僕は内心もう許している。嘘つき、裏切りのSDを出入り禁止にしたが、でも彼をそんな立場に追い込んだのも僕自身だ。だから彼はいまだに僕を恨んでいるだろうが、もし今後彼に出会うことが有ったら、僕は彼に謝る積りだ。でも多分僕には彼に会う機会はもうないだろう…。

この頃の僕の病院通いで、週3回の人工透析通いで僕はスッカリ疲れ切っている。それで昨日は看護師と激しくやりあった。問題は単純である。病院の方から毎日数回脈拍と血圧を測れという指示に対し、僕はいい加減面倒になってきた。毎回そのメモを持って行っても看護師はろくに見もしない。僕はこれを日本独特の形式主義?だと思った。そんな面倒な事をする必要はないと僕は勝手に判断し、近頃は計測を辞めていた。

僕はハッキリと面倒くさいと言った。病院でどちらも数回計測するので、それで十分ではないかと言った。でも看護師は猛烈に怒り出し、激しい言い合いになった。看護師の言い方にはあまり論理性がない。ただ病院が言ったことには従えというだけだ。でも僕はこれ以上たてつくと病院なので何をされるか分からないと思い、渋々計測を了解した。僕は本当は病院をあまり信用していない。可愛い美人の看護師のくせに何という強烈さ…。


でもやはり僕はいまだに自分勝手で傲慢だ。言い争いの後看護師は急に態度が丁寧になったが、逆にチョット何だか不気味だ。病院に逆らうのはもう止めよう。何をされるか分かったもんではない。生きていくのはやはり中々面倒なものなのだ。日本人の事勿れ主義もなんとなく分かる気がする。僕のように単純にすぐ逆らっていては、世の中はうまく生きていけない…。