ペンシルビル(SD-71)

僕はお堀端の道?を歩いていた。しかしある集団が進んでくるため、それを避けて物陰に隠れた。見つかれば撲殺される恐ろしい連中だ。今の世界は特定の主張をする?集団と、それに賛同しない少数派に分かれて、街は殺伐としていた。彼らの主張とは一体何だろう?

僕はペンシルビルの最上階にいる。多分8階か9階だろう。ビルは焼け焦げてボロボロである。というより町全体が見事なスクラップである。僕はその最上階で敵を一人見つけ撲殺する。夢の中とはいえまた人を殺してしまった。最上階にはもう一人人間がいた。でもそれは敵ではなさそうだ。僕らは隣のビル、やはりボロボロのビルに飛び移り、そこにある人が入れるような細長いダンボールに入って寝むろうとする。敵に襲われないよう手頃な鉄パイプを持って。


ここはどんな世界だろう?一見日本の銀座のように見える。でも街はボロボロになって薄茶色に染まっている。ここは街全体が破壊され、ビル群もほとんど骨格だけになっている。僕のいるビルも薄茶色に染まり、屋上もコンクリートの破片が散乱している。ヒョツトすると隣国から核攻撃を受けたのだろうか?そしてこれはいつの時代なのか?遠い将来の日本の姿なのか、それとも近未来か?それにしても殺伐とした嫌な世界だ。夢の中で何故こんな風景を見せられるのだろう?とにかく僕はサバイバルだ。何とか生き延びなければ…。