お魚定食(PD−277)

今朝は珍しい男の夢を見た。僕の後輩、僕が4年の時一年生だったお利口さんのKMの夢である。それもKMではなく彼の孫の夢だ。小さな女の子二人が僕の家で朝飯を食うという、何だか良く分からない夢だった。僕の家は僕の小さい時のように広く、多分昔の小樽の家だ。

KMの孫たちは板の間に座り箱膳?を前にしている。そこにはご飯と魚を焼いた皿が一つ置いてある。多分タラだろう。僕は皮は食べても食べなくてもいいヨと言っている。でもこの孫たちは利口そうだ。皮を食べようとしている。魚は本当は皮と身の間に旨味が凝縮しているという。だからこいつたちは何が美味いのかを良く知っているようだ。

僕は小樽の出身なのでタラの焼き物は良く食べた。勿論皮も食べた。特にシャケは身よりも皮の方が美味い。でも夢の中に今は食べないタラが出てくるのでビックリする。それにお利口KMの孫たちとは一体何だ?近頃KMには会ってもいない。僕がフリーの時は彼によく会った。彼はお利口なので大手AK社の役員をやっていた。僕はいつも彼のところに企画を持ち込んだ。しかもかなり荒唐無稽な企画を。

ある時僕は彼に対して怒った。僕の企画をいい加減に扱ったからである。それ以来僕は彼とは会っていない。でも今考えればそれは僕の方が悪い。だから近頃彼との喧嘩別れをやや悔やんでいる。僕は我儘だった。悪いのは僕の方である。でも突然彼の孫が出てきても面食らう。しかも僕の家に滞在し朝飯を食う。一体これは何なのか?
















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