横殴りショット(PD-282)

今日は一晩中テニスの夢を見ていた。しかもかなり技術的な事にこだわっていた。多分それは昔在籍していた横浜のテニスクラブだろう。僕は技術的に上手い夫婦と対戦していた。彼らはサービス・アンド・ボレーで、サーブとともに素早く前に詰めてきて、結構年寄りの多い会員たちを手玉に取っていた。そのカミサンはボレーが上手く方々に打ち分けポイントを稼いでいた。

僕はストローカーだったので、そのカミサンがネットに詰めてくると思い切り強い球をぶつけ、彼女のラケットを弾いてやった。これを突き球と言うらしい。僕は結構嫌味なテニスだった。夢の中で僕はラケットを立てて振る事を心掛けていた。これはトップスピン、フラットスピンを打つセオリーで、ラケットをかぶせたりコネたりしてはいけない。僕は夫婦に時々痛い目に合わせた。

でも今日の夢ではそのカミサンと組んでテニスをやっていた。今まで気持ちを通わせたことはなかったが、夢では彼女の事を思いやった。何故だろう?夫婦も僕の事を思い出したのだろうか?僕がテニスを辞めてからもう20年も経つ。この頃時々テニスの夢を見るので、ヒョットすると僕の本心はテニスを懐かしがっているのか?


それならそれでその内テニスに再チャレンジしてみようか?70歳でカムバック?でももう軽やかなステップは踏めないだろう。と言っても元々バタ足テニスだった。ただむやみにラケットを振り回すテニスだった。特にバックのトップスピンが好きだった。昔はレンドルの三度笠トップスピンに憧れた。でも20年もして何でテニスの事を思い出すんだろう…?これを老化と言うべきか…?