険悪な夢(SD-70)

今朝の夢は真っ暗で険悪、陰険な夢だ。昨日少し指輪物語を見たせいか?それと中国との関係が急に悪化している。真っ暗い町で僕は?自ら町を破壊しようとしている。町の後ろには火を噴く巨大な山があって、それは悪魔、悪徳であって、さらにこの町を破壊しようとしている。画面も僕も真っ暗だ。そして真っ暗の中で僕は目を覚ます。

嫌なことが起こらなければいいが。国難が起きなければいいが。あの火を噴く山は一体何の象徴だろう?巨大で黒々とそびえる山…?

仏 事(SD-69)

午前9時頃夢を見て目を覚ました。二家で突然仏事をやらねばならなくなった。他家では坊主がお経をあげて街を歩く。でも我が家では僕がお経をあげて街を歩く。僕はそんな仏事の事は良く分からない。お経と言っても姉から送られた法華経があるだけだ。お経もどこかの葬式に行くと、坊主はゆっくりあげたり、早く読んだりしている。大体日本のお経は大乗経典を漢文で読んでいるだけだ。日本の坊主は漢文を有り難そうに読んでいる。でも聞いている方は何の事か全くわからない。日本の坊主のいい加減な事。ちゃんと我々にも分かるように日本語で読んでくれヨ。もっとも分からん漢文で読んだ方が有り難く聞こえるかもしれないが。

それにしても突然の仏事というのは一体何だろう?まさか葬式ではあるまいに。何かの寓意であれば一体何の事だろう?まさか僕がこけるんではなかろうな?一方はプロが行い、片方は素人が行う…。でもかなり強烈に見せられた夢なので何か意味はあるんだろう。誰か有名な人でも死ぬんだろうか?僕自身がお経をあげるというのは、僕にかかわりが深い人なのか?まさか僕自身、あるいは僕の女房じゃないだろうな?。一体何が起こるんだろう…?

思い出せない(PD-264)

今朝5時頃目を覚ます。それまで非常にはっきりした夢を見ていた。それからもう一眠り。起きたのは9時を過ぎてからだ。でも初め目覚めた時のハッキリした夢はもう思い出せない。例えばある地点から別の場所に移動するとか、あるものの形が、別のものにハッキリ変わるというような夢だったが、もう思い出せない。思い出さないから大した夢ではないんだろう…。

二度目に起きた時の夢はまだ覚えている。近頃夢によく出てくる、起伏のある高速道路を車で走っていて、僕はふと脇道にそれる。すると道は降っていて狭い空間に入り込む。そこは3畳間位のコンクリートの部屋、そしてその部屋は天井も低い。僕は動きが取れなくなって、車を脇に抱え後戻りする。そしてその空間の後ろに空いている狭い道を通って外へ出る。近頃僕は時々車を右腕に軽く抱える。

そこは雑草が生えた茶色い土の狭い通路。でも僕はすぐに外に出る。外には広い空間が広がっている。所々に草や木が茂り、遠くに三角屋根の民家も見える。でもそれは何だか不自然な風景だ。黒沢の夢?に出てくる景色のように、美しく幻想的なものではない。何となく不自然で、考えようによっては不気味な映像である。でもそれもしょうがないかもしれない。

これは僕の頭の中で造られた映像だ。だから現実と似てはいても現実ではない。でも一体誰がこの映像を造るのだろう?それは勿論僕自身だろう。でもよく考えると何となく不自然で異形な映像だ。考えてみれば異形の映像は近頃多い。数日前の箱の街も、ディズニーランド風の山や岸壁も、やはり異形で作り物じみている。夢は僕の見ている現実の映像を真似るのだろうが、それは色々なものが混ざった記憶である。でも時には自分の見たこともない映像が現れる。これは一体どこから来るのだろう?でもそんな事を真剣に考えていては気が狂ってしまう…。


まァいいや。昼も夜も僕の頭は忙しいが、空白よりはいいだろう。それにしても人間の頭は、脳髄は不思議なものだ。科学者は時には新しい数式を夢に見るという。でもせいぜい僕は日常茶飯事の映像か、やや異形の景色を見るだけだ…。

MTDまたもや(PD-263)

ここしばらくはあまり印象に残る夢は見ていなかった。今朝の夢もあまりパッとしない夢だ。そして相変わらずのMTD(またかいドリーム)。多くの夢の中で一部はどうしても僕の過去に関連する…。

僕は広い体育館でテニスをしていた。床は茶色のツルツルしたフローリングだ。相手は僕の元スポンサーの大手通信企業のKJ部長。彼は小さいが一ツ橋のテニス部出身だ。こちらは僕と僕の天敵SDだ。僕らは距離の長いゆったりしたストロークを続ける。そして夢の中僕は相変わらずうまく打てない。

僕らはストロークを終えて、KJ部長が僕に飲みに行こうと誘ってくれる。僕らは体育館を出ようとするが、僕の靴が見当たらない。僕は他人の派手な靴を履こうとする。そこで目を覚ます。只それだけだが、KJ部長の夢は以前にも見ている。そのとき彼は僕を諌めてくれた。僕はそれで自分の傲慢さに気づき、この年になって深く反省し、しかもKJ部長に謝罪の手紙を書いた。僕は我儘で傲慢でしたと。彼からは今頃になってどうしたんですか?という手紙が帰ってきた。

だから僕は今、今までの自分自身を我儘で傲慢だったと深く反省している。だから天敵SDの事も僕は内心もう許している。嘘つき、裏切りのSDを出入り禁止にしたが、でも彼をそんな立場に追い込んだのも僕自身だ。だから彼はいまだに僕を恨んでいるだろうが、もし今後彼に出会うことが有ったら、僕は彼に謝る積りだ。でも多分僕には彼に会う機会はもうないだろう…。

この頃の僕の病院通いで、週3回の人工透析通いで僕はスッカリ疲れ切っている。それで昨日は看護師と激しくやりあった。問題は単純である。病院の方から毎日数回脈拍と血圧を測れという指示に対し、僕はいい加減面倒になってきた。毎回そのメモを持って行っても看護師はろくに見もしない。僕はこれを日本独特の形式主義?だと思った。そんな面倒な事をする必要はないと僕は勝手に判断し、近頃は計測を辞めていた。

僕はハッキリと面倒くさいと言った。病院でどちらも数回計測するので、それで十分ではないかと言った。でも看護師は猛烈に怒り出し、激しい言い合いになった。看護師の言い方にはあまり論理性がない。ただ病院が言ったことには従えというだけだ。でも僕はこれ以上たてつくと病院なので何をされるか分からないと思い、渋々計測を了解した。僕は本当は病院をあまり信用していない。可愛い美人の看護師のくせに何という強烈さ…。


でもやはり僕はいまだに自分勝手で傲慢だ。言い争いの後看護師は急に態度が丁寧になったが、逆にチョット何だか不気味だ。病院に逆らうのはもう止めよう。何をされるか分かったもんではない。生きていくのはやはり中々面倒なものなのだ。日本人の事勿れ主義もなんとなく分かる気がする。僕のように単純にすぐ逆らっていては、世の中はうまく生きていけない…。

唱歌祭(SD-68)

僕は街角で大きな声で歌っている。イタリアの朗々と歌い上げる歌い方だ。だから多分イタリア民謡かカンツォーネだろう。歌っているのは僕だけではない。方々で大きな歌声が聞こえてくる。そしてしばらく歌っているうちに、一人の女性が近づいてくる。そして僕にピタリと張り付いた。僕はますます大声を上げ歌い続ける。見渡すと回りの歌い手にも、一人ずつ女性が張り付いている。この場所では、この歌はヒョットすると女性を呼び寄せる信号?あるいはパフォーマンスのようなものか?僕らはまるで小鳥か昆虫のようなものだ…。

その内街中のペアは、唇を重ね、さらに体を重ねるようになる。この夜は唱歌祭のような日か?あるいは男女の接合の祭りか?この町ではこの後しばらくたつと大量の私生児が生まれるかもしれない。ここはどこの国のどこの街だろう?とにかく僕は大声を出して歌い続ける。そして歌がうまくないと女性も寄ってこない…。

以前ブログに書いた“サクランボが実る頃”の歌を思い出す。サクランボの実る頃、農家には大量の季節労働者が来て、サクランボを収穫する。そしてその内村の娘と季節労働者が草むらに消えていくようになる。そして季節労働者が去りしばらくすると、娘たちの腹が膨れてくる。でも記憶ではそのあとが恐ろしい。娘たちは臨月になるとトイレに子供を産み落とす。昔のフランスも残酷な国だ。でも古くは子供の間引きは一般的だった。それは日本でも同じだった。


僕は大声を出して歌っていたが、夢なので実際には声は出ていなかったろう。でも大声で歌うことは凄く疲れることだ。だから目を覚ますとガックリしていた。近頃僕は荒唐無稽な夢をよく見るが、これも何だか変な夢だった…。

走るアラブ((SD-67)

今朝の夢は、走る3人のアラブの後ろ姿だ。彼らはアラブの黒くて長い衣装を着て走っている。その服は風を受けてはためいていた。僕はそれをやや俯瞰で見ている。でも彼らの肌はそんなには黒くない?一瞬その姿が見えて夢は終わる。ただそれだけの映像だ。でも夢でアラブを見たのは初めてだ。

彼らの頭はターバンというよりは、黒い頭巾のように見えた。この変な恰好は一体なんだ?彼らはテロリストか?あるいは暗殺者か?彼らは砂漠ではなく、街中を走っていた。それはビル街ではなく、小さな木造の家が両側に続く通り、黄土色の土の通りである。アメリカの西部劇にでも出てきそうな殺風景な風景だ…。

新人銀行マン(SD-66)

今日は僕は新人銀行マン、既に事務所に配属されている。しかも僕は女子行員。でも事務所内は何だか騒然としている。僕の所に切り抜き記事が回ってくる。それを毎日皆で読まなければならないらしい。それは不細工な単なる記事の切り抜きだ。そしてその内容を皆が質問される。

その質問によく答えられなかったオッサンが即首になった。でもそのオッサンは別に気にもしていないようだ。首になった途端、そのオッサンはナウい恰好をして事務所を出ていく。ユダヤのような黒い浅い帽子をかぶり、まん丸の伊達メガネをして事務所を出ていく。ただそれだけの夢だった…。 

この夢で初めての事が幾つかあった。まずテーマが銀行、つまり金融である。僕は新人銀行員でしかも女性である。それとこの事務所は厳しいようだ。毎日切り抜きが回ってきて、その内容を質問され、うまく答えられなければ即首になる。記事の中身は何だろう?金融か、政治か、国際問題か?でも何で突然銀行の夢を見るんだろう…?